BRAND NEW WAY－コミュニティの活性化

こんにちは、BRAND NEW WAYのMerumoですさて、皆さん、

You may only be someone in the world, but to someone else, you may be the world.

という言葉を聞いたことがありますでしょうか？

私が就職した年ですからもう10年以上も前の23歳の時に、とても仲良くなったトロント出身の女性がいました。彼女は日本にワーホリで来ていましたので、やれパーティーだ、クラブだと散々遊びまわりましたお互いに人生の中で１つずつ、すごく辛い・悲しい経験をしたりもしましたつたない英語でのコミュニケーションでしたが、１年が過ぎて帰る時に、彼女がこの言葉をくれました。

世界の中で、あなたという人はただの人かもしれないけれど、他の誰かに取ってはあなたが世界そのものになることもあるんだよ。

皆さんも人生において色々な出会いを経験していますよね。会えてよかったなと思う人、嫌いだったけど結局自分の人生の大きなターニングポイントになった人・・・色々あると思います。全ての人に好かれなくても、誰かにとっての特別であればいい、と前向きに思える、とっても素敵な言葉だと思います。

ここから少し話を進めて、留学に絡め、ぜひ皆さんに１つ意識して頂きたいことがあります。

You may only be someone in Japan, but to someone else, you may be Japan itself.

そう、例え短期であっても、3-5年の長期であっても、カナダに来た時点で、あなたは誰かにとっての【日本の代表】となり得ます

旅行をしたり、カナダに住んでいると、日本人は

礼儀正しい

優しい

情にあつい

仕事ができる

まじめ

美しいものが好き

こんな風に良いイメージを持たれている、と強く感じます見知らぬカナダ人に、【アリガト！】と話しかけられたり、【昔日本にいてね！】と嬉しそうに思い出を語ってもらえることもあったりしますよね。

それは、私たちよりも前の世代の方々が、この世界の誰かに対して、【日本を代表して】よい行いをして来てくれたからだと思います。【自分が知り合った〇〇ってやつがすごくいい人だったから、きっと日本という国は素晴らしい国に違いない】と思ってもらえているんでしょうね。

とは言え、私自身も、これまでの生活を振り返って思いますが、

いや、まぁ、私、カナダ人じゃないし

英語が完璧なわけじゃないし

と、やらなかったこと、見送ったこと、無責任でいたことがあると感じますそのどこかに、『最終的には、私は日本人だから。この国の人じゃないから』という言い訳が潜んでいたのかなぁと思います。

ただ、当たり前なのですが、こちらでの生活は決して、現実逃避ではなく、夢でもなく、私が、今、生きている現実です

もし、そんな当事者意識のない「私」が、同時に、カナダで出会う人たちにとって【日本の代表】になり得るとしたら、これってすごく怖いことだなと感じます