2015年8月15日
戦後70年
お母さんのお父さん。
あたしのおじいちゃんは
戦争に行っていました。
満州で戦争を体験したと
お母さんから
ちょっとだけ話を聞きました。
今はお母さん側のおじいちゃん、おばあちゃんもいません。
昔おじいちゃんが
兵隊として戦争に行っていたと言う
話を聞いたときは
そこまで深く考えていませんでした。
戦争を体験した事がないのもあり
想像出来ない話で
相づちを打つしか出来なかった。
昨日は戦後70年の前日だったから
戦争についての
特番がやってて、満州も出てた。
記憶の片隅にある「満州」。
戦争は分からないけど
満州は特別に感じています。
特別に感じているのは
きっと、おじいちゃんが満州で戦争を体験していたからだと思う。
もし、おじいちゃんが生きていたら
戦争の話を聞けていたのかな。
戦争の話を聞いたら
おじいちゃんは話してくれた?
それとも、話したくなかったかな?
今思えば、戦争の話を聞いておくべきだったと思う。
戦後生まれのあたし達は
戦争を知らなさすぎるから……
戦時中は国のために
死ぬのが当たり前だった。
でも、おじいちゃんは
生きて帰ってきた。
死ななくて、本当に良かった。
おじいちゃんがいなければ
あたしも弟も生まれていない
戦争の事は本当に、分からないけど
これからもずーっと、戦争は起こしちゃイケないんだ。
みんなが悲しくなるだけ……