西海橋、国登録文化財へ | BNR32のブログ

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平成25年6月に嫁さんが空に旅立ち、娘と息子、そして「にゃんこズ」が、自宅の佐世保に。自分は昨年1月から、下関に単身赴任中。スカイライン、永井豪・松本零士作品、アニメ、特撮、猫、などなど、様々なブログをアップしてる、1969年産まれのおっさんブログです。

お疲れさまです。

今日の佐世保は、これまでと違い、雲の多い空で風も吹いてます。

が、やはり、蒸し暑いのには変わりない、1日です。

そんな暑い中、嬉しいニュースが。

佐世保市と西海市を繋ぐ、「西海橋」が国の登録文化財に認定されました。



1955年に完成。
316mのアーチ橋で、その後の相次ぐ日本の長大橋建設の基になったことなどが、評価されたそうです。

橋下には、大村湾が唯一、外の海に繋がり、渦潮で知られる海峡「伊ノ浦瀬戸」があって、以前にもブログで書きましたが、旧暦の3月には干潮の差が激しく、渦潮が最も最大になります。

そのときは、写真のように春も咲き乱れ、花見と渦潮干潮会が行われます。

戦災復興事業として50年に建設が始まり、5年で開通。
総事業費は約5億5千万円。
橋幅7・5m。
アーチの付け根間の長さ243・7mは当時、世界第3位だったそうです。

 西海橋はアーチ構造のデザインのほかにも、佐世保市と西海市の西彼杵半島が結ばれ、人や経済の交流が活発になったことも、評価になったようです。

道路橋研究の長崎大学岡林名誉教授は「橋りょう形態を優雅に見せるアーチ構造で、建設技術の高さを示している」と西海橋の魅力を話されているそうです。

ちなみに、東宝の「空の大怪獣 ラドン」(ラドン温泉ではないですよ😅)では、戦闘機に追われて、近くの「針尾無線塔」(こちらも太平洋戦争前に立てられた100mを越える高さの無線塔が、3本立ってます。)を避けて、墜落時に西海橋を壊して伊ノ浦瀬戸へ墜落。
「やったか?」と思ったら、ラドンは海から飛び立ち、空へ飛んでいきました。

何て言う、映画に昔の西海橋や、佐世保駅前に四ヵ町商店街(今の四ヵ町アーケード)に、博多の街が出てきます。
(ラスト、阿蘇噴火口に力尽き落ちていくラドンを観るたびに、涙が出てきます)

興味がある方は1度、観賞してみてください👍

話が逸れましたが😅、春の西海橋に1度、お越し下さい。