今年度の講義保障が終わりました | かやくりひblog

今年度の講義保障が終わりました

今年度前期は1大学2講義を2人の連係入力で、後期はそれに加えて1大学1講義を1人入力で、と、今年は数は少なかったものの私のこの活動の原点である大学の講義保障を続けることができました。

中でも、私がこの活動を始めた1998年に経験した、1人入力での講義保障をまたも今年度の後期に経験できたことは貴重でした。

1999年はLANによる連係入力元年といっていい年になりましたが、それ以降にパソコン要約筆記の学習や実践に加わった人の多くは、1人入力を経験せずに連係入力に臨む機会が多いと思います。

1人入力は、連係入力をする際にも不可欠な要素だと私は思っています。

1人入力をした講義では、先生からも、今まで聴覚障害者と接することは考えたこともなかったと言っていただいて、講義で結構活用が多かったビデオ教材も、極力字幕の付いたものを選んでいただいて、入力者としても助かりました。

来年度は、どんな講義保障を経験するだろうか?