ここあき亀山駅は、可部線の

終着駅です。

 

可部線は歴史ある路線のはずですが、

この駅、妙に何もかも新しいです。

 

駅舎も小ぶりですが、やはり

まだ新品の感じが抜けません。

 

看板もモニュメントも最近

設置されたものでしょう。

 

広島まで1時間に2~3本と、

都市近郊にしてはやや少なめですが、

ローカル路線と見れば十分な本数です。

 

可部線は、(広島~)横川~可部間の

電化された都市近郊区間の他に、

可部~三段峡間の非電化ローカル区間が

かつて存在しました。

 

全線開業したのは1969年で、当時は

島根県の浜田駅まで今福線として

更なる延伸が計画されていましたが、

それが頓挫すると、利用者の少ない

可部~三段峡間の存在意義が問われる

ようになり、2003年11月に、

この区間は廃止となりました。

 

しかし、可部の一つ三段峡よりにあった

河戸駅周辺の住民が、可部~河戸間の

復活を熱望し、JR西日本も将来的な復活に

含みを持たせました。

 

そして住民運動が実り、廃止から14年後の

2017年、可部~あき亀山間の開業

(実質復活)が決定したのです。

 

あき亀山駅は、旧河戸駅よりも

旧三段峡駅寄りに設置されました。

 

廃止区間に「安芸亀山」を名乗る駅が

ありましたが、そちらとは離れています。

 

また、可部~あき亀山間には、

河戸帆待川駅が開業し、2つの駅が

かつての河戸駅の代替となっています。

 

 

 

つづく真顔