1985年3月のダイヤ改正では、
当時日本一短い小松島線が
廃止となり、その代替バスの時刻が
掲載されていました。
廃止となった小松島駅ならびに
小松島港仮乗降場は、牟岐線の
南小松島駅と1キロほどしか
離れていないため、地域輸送に
大きな影響があったというほどでは
無かったものと思われますが、
当時小松島港からは大阪方面へ
フェリーが運航されていたため、
乗り換えに不便が生じた事は
否めません。
フェリーも1993年に廃止となりました。
特急列車のほとんどに食堂車が
連結されていたという時代も
かつてはありましたが、
この時点でそれは既に今は昔の
物語となっていて、食堂車を
連結した昼行特急は、北海道に
2往復を残すのみとなり、
風前の灯火となっていたのは
誰の目にも明らかでした。
消えるものもあれば、新しく
誕生するものもあり。
「α(アルファ)」のマークがついた
普通列車が、全国各地に設定されました。
果たしてこれは何でしょう?
これは、この改正で実験的に増発された
毎日運転の臨時列車を指します。
言うなれば、「残して欲しければ
乗ってくださいよ」と、地域住民に
念を押しているようなものです。
翌年11月、国鉄分割民営化を睨んだ
ダイヤ改正において、この「α列車」の
多くは、定期列車となりました。
そういう意味では、まだ鉄道にも
希望が持てた時代です。
つづく![]()

