変な構図の画像しか無かったのですが、
これは2007年9月17日に撮影した、
熊本県の阿蘇山で運営されていた、
阿蘇山ロープウェーの車体です。
1958年に営業を開始し、阿蘇山西駅と
火口西駅を結んでいました。
阿蘇山の火山活動が活発化し、
2014年8月以降運休となっていましたが、
2016年4月の熊本地震と、
同年10月の阿蘇山大規模噴火により、
駅・車両・設備などが大きな被害を
受けました。
運営会社ではロープウェーの
架け替え工事を行う予定でしたが、
火山活動の長期化により、
2019年12月に架け替えは断念され、
事実上廃止されました。
当時はこのように、普通に観光地として
訪れる事ができました。
先ほど私は「被害」と書きましたが、
よく考えてみれば、火山噴火のリスクが
ある場所を観光地としたのは、
私たち人間です。
私も観光客として訪れていたので、
その事に対しての文句は無いのですが、
結果的ににロープウェーは50年以上
営業できたものの、もしかしたら
活火山の近くに配置するには、
適切な設備ではなかったのかも
知れません。
山からしてみれば、
「オマエラが勝手に危ない場所の近くに
施設を建設しておいて、ちょっと噴火したら
『被害』などと言うのは片腹痛いわ」
といったところなのでしょうか。
ここを訪れた当時は、阿蘇は巨大な
カルデラの中に街があると言われても、
単に「へぇ」としか思いませんでした。
当時は熊本地震どころか、
東日本大震災も発生する前。
その後は上記の地震や、
新燃岳や御嶽山など各地で噴火も
相次ぎ、自然の驚異という物を
まざまざと見せつけられる出来事が
相次いでいます。
毎年のように繰り返される水害も、
その一つでしょう。
そういう事もあり、最近の旅は、
「この風景は今しかないのかも知れない」と
一期一会の気持ちを強く持って
行うようになりました![]()




