鉄道作家の種村直樹さん死去…「鉄道ジャーナル」などで活躍

初めて種村直樹という名前を知ったのは、小学生の頃。

「旅と鉄道」という、「鉄道ファン」や
「鉄道ジャーナル」などといった鉄道雑誌とは、
ちょっと毛色の変わった鉄道雑誌を書店で見つけ、
親に買ってもらった時でした。

「レイルウェイ・ライター」という肩書きで、
読者からの質問に答えたり、紀行文を載せていたのが、
種村さんでした。

その後の私は、中学生・高校生となる頃には、
鉄道に関する興味がやや薄くなったものの
(それでも時刻表は購入していましたが)、
高校卒業前後に、卒業旅行のプランの参考にと、
久しぶりに購入した「旅と鉄道」や、
JTBが発行していた「旅」誌などで、
種村さんの著述に再び触れました。

子供の頃は、何処そこでこういう路線や
列車や駅があるというような、知識を積みかさねる事が、
鉄道趣味の中で大きなウェイトを占めていました。

大学生ともなると、自分でアルバイトをして稼ぐ事もできるように
なったので、時間があれば、実際に遠くの鉄道に
乗りに行く事や、観光する事もできるようになり、
趣味の内容が転換していく中で、
種村さんの著述からは、「大人としての鉄道趣味の楽しみ方」
というものを教わったような気がします。

冒頭に貼り付けた「鉄道旅行術」の本は、
1991年に購入した17版(初版は1977年)ですが、
23年の時を経て、内容の多くは、既に時代遅れとなっています。

それでも、現在でも通用する部分ももちろんあるので、
久々に押入れから引っ張り出してきたこの本を読んで、
種村さんを偲びつつ、次の旅に思いを馳せたいと思います。


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