私は現在、とある資格を目指して勉強しております
その資格とは一切関係ないのですが、以前私は、
とある法人で働いていた事があり、その法人でも、
各種の検定試験などを実施しておりました。
その時の経験で、専門性を高める事の意義を知る事となり、
今こうして、改めて学習をしようと思った事に、
少しは影響を与えているのかなと思います。
その法人の会員でなければ、受験できない検定試験がありまして、
採点作業が終わり、合格者には合格通知と証書を、
不合格者にも通知を送る作業を行う事となりました。
何百人単位の受験者がいたと思いますが、
最新の会員データベースと照合すると、
合格者の中に、一人だけ、会員に該当しない人が
含まれていました。
この場合、単純なミスでない限り、
考えられる原因は、ほぼ一つ。
試験が終了し、採点を行い、通知を発送するまでに、
3ヶ月ほどの時間が経過します。
稀ではありますが、その期間の経過の間に、
何らかの原因で、退会してしまう人もいるのです。
そこで、会員検索システムで、該当する方の情報を
検索したところ、やはり退会されていたようですが、
その理由に我が目を疑いました。
「死亡により退会」とあったのです。
試験の日から、3ヶ月も経ってない日付でした。
別のルートで仕入れた情報によると、
事故死ではなく、がんによる病死であるということが
判明いたしました。
証書をそのままお送りする訳にもいかず、
検定試験の責任者である、会の理事の先生に相談したところ、
先生も想定外の事態に驚いていた様子で、
自ら遺族の方にお話をしてみるという事になりました。
後日、先生から連絡があり、遺族の方からは、
ぜひ証書を送っていただきたいとの申し出があったので、
そのように手続きしてくださいと言われました。
試験の時の病状はどうだったのだろうかとか、
試験の時は知っていたのだろうかとか、
知っていたとしたら、覚悟していたのだろうかとか、
遺族の方は、どのような想いで証書を受け取ったのだろうかとか、
様々な事を考えさせられる出来事でした。