浦和の年末の恒例行事、
十二日市の話を一昨日綴りましたが、
今でも腑に落ちない話があります。
今年は土曜開催で、学校・職場の多くが休みのため、
明るい内から賑わいを見せていましたが、
私が小学生であったある年に、日曜開催だった
時がありました。
そこで担任の先生(その時点でかなりの高齢の
女性の先生)に事前に言われた事があります。
「子供同士で十二日市に行く場合、
遣っていいお金は300円までです」
出店の相場と言うのは、その頃とそれほど
変化がある訳ではないので、
300円だと、何か一つ食べ物系を買ったら
もう終わりですよね
いや、それどころか足りないくらいですよ。
その年私は、何人かの友人と共に
十二日市に出かけたのですが、
先生の言いつけをついつい破り、
600円も遣ってしまいました。
友人の一人は、同じように600円遣い、
さらに、千円遣ってしまった友人もいました。
週明け、担任の先生は、わざわざ、
十二日市に出かけた児童に、
いくら遣ったのかを一人一人
発表させやがりました。
はっきり言って、そんなの嘘ついたって
わかるわけはないのですが、
なぜだか我々は馬鹿正直に、
遣った金額を申告してしまったのです。
ちなみに他に300円をオーバーした
児童はいなかったので、
我々のグループのみが悪い子集団という
事になってしまいました。
すると担任の先生は、
「遣い過ぎはいけないよ。
でも、正直に申告してくれた
キミ達は偉い」
と、諭しつつも、正直なところは
褒めてくださいました…
などという
話のわかる
先生である
はずもなく、
「300円までって
言ったじゃない!
このグループだけ
なんで遣い過ぎてるの?」
と、頭ごなしに怒られたという訳では
ありませんが、かなり呆れられたのを
覚えております。
300円という当時にしても低い金額も
さることながら、様々な疑問が
頭をよぎります。
まず、この規則は、誰が決めたのかという事です。
担任なのか、学校での申し合わせなのか、
この地域の学校全体でそうしているのか。
後の二つであれば、まだ仕方ない面もありますが、
どうも後で家族などに話を聞くと、この担任が
独断で決めた可能性が高いようなのです。
だとしたら、
アナタに何の
権限がある?
それから、学校外の日曜日の行動について、
学校側(もしくは先生の単独判断)が、
ここまで干渉する理由はなんでしょうか?
もちろん学校としては、預かっている子供たちが、
たとえ学校外であろうとも、事故が起こる事を心配し、
大金を持たせるのは好ましくないと考えるのはわかります。
事件・事故の芽は、なるべく摘んでおきたいですからね。
それに、射幸心を煽る、まず当たりもしない
くじ引きなどに無駄金を遣うなという意味合いもあるのでしょう。
まあ、この場合は小学生の話であり、
しかも校則ほどの効力もない通達ですけれども、
もう少し大きい話をしてしまえば、校則で学校外の行動まで
規制するという事については、裁判も数多く行われるほど
議論の分かれる部分も結構あるらしく、
どちらが正しいとは一概に言えないとは思うのです。
それでもこの場合は、私の個人的意見ですが、
小学生が日曜日のお祭に
いくら持っていくか位は、
保護者の裁量に任せても
いいんじゃないかと
思うのですけど、
皆さんはどう思われますか?
今この年齢になり、自分の子供がもし同じように、
遣っていいお金は300円までなどと言われたら、
まず子供の担任の先生に、理由を尋ねるでしょうね![]()
もちろん、モンスター・ペアレントには絶対なりたくないので、
その辺りは十分気をつけますが、そこでもし担任の先生が、
私の想像を超える、崇高な理念を持って300円しか
遣ってはいけないという事を児童に命じたのなら、
私は喜んで子供に300円しか持たせずに送り出すでしょう。
まあ、こういう保護者から突っ込みを受けそうな言動は
慎むようにと、今の先生は学校から指導されていそうなので、
現代ではこういう事例はあまりないのかなという気がします![]()