という事で、本日は北海道編です雪




西武百貨店が札幌と旭川の店舗の業態転換を検討と


報じられました。


北海道では先日、地場百貨店である丸井今井が、


民事再生法の適用を申請いたしました。


こちらも、札幌と旭川に店舗があります(他に函館・室蘭)が、


今後の展開如何によりますが、店舗が存続されるかどうかは


不透明な状況です。




札幌では、先日ロビンソン百貨店が撤退し(ちなみにここも


セブン&アイホールディングスです)、これでますます


札幌の百貨店地図が縮小される可能性も出てきました。




旭川の場合は、もっと深刻のような気がします。


旭川の西武と丸井今井は、旭川の商業を担ってきた二大百貨店。


北海道第二の都市と言われる旭川から、


大手百貨店が消失する危機となってしまいました。




袋小路博士オフィシャルブログ-旭川

右手前が旭川西武

その奥が丸井今井旭川店

(ブログ管理者撮影)




丸井今井は、もうかなり前から経営難が表面化しており、


不採算店舗を次々閉鎖しておりました。


それに加え、2007年に北見のきたみ東急百貨店が


閉店した事で、現在道東にある百貨店は、


帯広にある藤丸百貨店のみになってしまいました。


北海道経済の衰退の象徴として、良く語られる事例です。




百貨店という業態自体が、時代遅れとなりつつあるのでしょうけど、


私個人的には、地方に行った時に、地元の百貨店を見て回るのが


結構好きだったりします。


地場百貨店であれば、その店独特の雰囲気を楽しめますし、


思いがけない場所にある大手百貨店というのも、


それはそれで何となく微笑ましいなあ~と思います。


なので、初めて行った街が、以前は百貨店があったのに消滅した街であったり、


以前に訪れた事のある百貨店が閉店したという情報を聞いたりすると、


非常に残念に思います。




こんな事を言っている身でありながら、私自身も、


普段それほど、百貨店で買い物をする訳ではありませんねあせる


なのであまり無責任な事は言えませんが、


せめて今後は、百貨店、特に地方の店舗にとって、


後ろ向きな話題が少しでも減る事を願っておりますかお