★資金使途を明確に

資金の調達は、その使途・期間により種類が異なってきます。
したがって、融資を申し込む際には、その種類によって金融機関の判断基準や資料が異なってくるのです。大きくわけると、短期運転資金、長期運転資金、設備資金に分けられますが、それぞれの特徴から把握しておきましょう。

短期運転資金とは、

支払と回収の差を埋めたり、在庫を確保するための資金で、事業を続けるかぎり必要になるものです。一般的には手形貸付や割引手形で調達し、基本的には一年以内で返済するべきものです。この返済資金は売上回収金です。

長期運転資金とは、

必要になる理由は短期運転資金と同じですが、少しずつ返済していくことにより資金繰りを安定させ、最終的には借入をしなくても資金繰りが可能になるようにするものです。返済資金は、税引き後利益+減価償却費です。

設備資金とは、

文字通り新しい設備を導入するための資金です。返済資金は、税引き後利益+減価償却費ですが、基本的には、導入する設備の償却期間内で返済できるのが理想です。

金融機関には、これらの資金の性格に合わせた返済計画や書類を出さなければ、必要資金の妥当性を説明できないことになります。また、設備資金をとりあえず ということで、運転資金で借入が出来たとしても、返済に充てるべき資金がちがうわけですから、後々資金繰りに困ってしまうことになります。

財務面の管理は銀行対策としても必要ですが、自社の時金繰り管理のためにも必要なことなのです。