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営業トレーナー
アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。
若い頃、一生懸命医師に自社製品を説明した。
説明したのは、鎮痛剤。
採用して欲しい一心の元、説明をしたのだ。
効果や副作用もきっちりとお伝えした。
何度も何度も会社で研修を受け、
ロールプレイもした。
お伝えした内容は間違っていない。
そして最後に
「お使いいただけますでしょうか？」と
お願いした。
すると医師から次のように言われた。
「君の説明した薬を使うと言うことは、
当然患者さんに使うわけで、
それを君は責任を持てるんやな！」と。
「病気が良くなるという反面、
副作用も出る可能性もある。
そういうことを含めて、責任持って
説明し、使って欲しいと頼んでいるんやな。」
とおっしゃったのです。
正直何も言い返せず、どうして良いのやらと
思っていたら、さらに次のように言われました。
「たかが鎮痛剤、されど鎮痛剤や！
何が起こるかわからない。
だからそれくらいの気概を持って
説明をして欲しいんや！」と。
本当に返す言葉はなかったです。
使って欲しい。
ただそれだけだったのだと思います。
でもこの医師が言ってくれたこと、
本当に考えるべきなこと、
常に思っていけないことだと思います。
ふと思うと、
これもこの医師のニーズではないでしょうか？
これは医師が自ら私に伝えてくれたので
解ったことですが、医師が思っていることを
きっちりと理解するってことも、
とても大事なことだと思います。
ニーズって色々ですよね。
だから営業って面白いかも！
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