お疲れ様です~

営業一筋・営業トレーナーの坂山です。

 

今日の大阪はどんよりとした天気で、少し冷え込みました。

でもいつもの一月ではないですよ。

いつもはもっともっと寒いから・・・

 

さて今日は、パワハラについてです。

私が上長になったのは41歳の時。

部下15名といきなりの大所帯。

課長からそのまま昇格したので、知らない部下はいなかったですが

でもやはり緊張の毎日でした(笑)

 

日々の営業は基本は直行直帰。また大阪府と和歌山県を管轄していたので

毎日全員と顔を合わせることも少ない。

となると、どうしてもメールや電話がコンタクトツールでした。

よく電話しましたね〜。

 

当時私が居た事業所は、他の部所の所長が10名以上在籍し、

月に一回、情報交換と懇親を兼ねて所長の飲み会があったのです。

その席で、事業所の隣の席の所長から一言。

「坂山さん、よく電話で怒っているよね〜。大きな声で!」

って言われたんです。

「えっ!怒ってる?怒ってないんやけど!」って言い返すと

「あれって怒ってないの?いつもめちゃくちゃ怒っているようですよ!」って。

 

その所長さんはとても温厚で、どちらかというと声も多少小さい方でした。

でも言われた時はショックだったんですよ(笑)

 

で次の日に、部下の何人かに聞いてみました。

するとこう言われたんです。

「坂山さんは言葉はキツい時もあるけど、怒っているとは感じてませんよ」

とか、

「確かに知らない方からするとそう聞こえるかもね。だって言い方はきついですよ!」って。

 

正直、そんなつもりは全く無かったので、少し落ち込みました。

そしてこれってパワハラにも繋がるか???って考えるようにもなったのです。

 

その後、言い方にも気を付けるようにしたのですが、

ある時以前から仲良くしていた部下からの一言。

「坂山さん、最近おかしいんと違う?みんなもなんか変に思っているで!」と。

 

この部下は私と同じ歳でもあり、何でも言ってくれてました。

その彼に状況を説明すると、

「そんなん気にすることないって。坂山さんらしさがないやん!」

「正直言葉はキツイなあ!って思う時はあるよ。でも坂山さんはいっつも本音で話をするやろ」

「いっつもみんなのことを考えて話するやろ。」

「それが坂山さんやし、それが本当にみんなにも伝わっているで!」と。

 

この時こういってくれた部下、本当に嬉しかったです。

私は部下に対して、思ったこと、感じたことを正面からぶつけてきました。

自分をさらけ出してきましたし、また自分があかんと思った時には、部下にでも助けてと伝えてきました。

それは、部下を信頼してきたからだと思います。

 

でもある時、とあることで部下に裏切られたことがあったんです。

その時は腹立たしくて、そしてもうこんな奴は信用でけへん!って思いました。

でもその部下が、何度も何度も謝るんです。

甘いかもしれませんが、その時、もうワンチャンスを与えました。

「次やったら無いで!」って伝えました。

これもパワハラかもしれません。

でもその彼は、その後見違えるようにほんまに一所懸命に努力をしてくれました。

 

信じること、信じ続けること、これしかしてこなかったと思います。

でも部下たちは誰を信じるか。

それは目の前の上司ですよね。

 

お互いが信じ合う。こういう組織に厳しい、キツイ言葉を行っても

パワハラにはならないのではと勝手に思ってます。

これが、私が部下から、隊長や兄貴と呼ばれてきた所以なのかな?って自画自賛しています。

 

多少、自慢話気味になってしまいました。

でも、部下を信じることは絶対にしてほしいと思います。

その場所には絶対にパワハラが起きないと信じてほしいです。

 

かなり冷え込んできましたね。

風邪などおめしにならないように!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

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