大河ドラマ ”軍師、官兵衛”も、いよいよ戦国の一大イベント、本能寺の変へ


このあたりは、官兵衛にとっても、毛利との講和、中国大返し、山崎の戦い・・・と


軍師として大活躍していくであろう、ドラマの山場であり、見せ場ですね




本能寺の変の解釈はいろんな見解があるけれども、大河ではどう解釈するか興味深く見てた


というか、明智光秀の謀反の真相をどう描くのか?


かつてのドラマは、光秀を陰険な裏切り者として描くことが多かったようだけれど


最近は、武将として有能なだけでなく民政家であり愛妻家でもあった


文武両道のイメージで語られることが多い






謀反の理由として、もっとも有名なのは、


怨恨説、


天下取り野望説、


精神的に追い詰められての謀反(ノイローゼ説)、

朝廷黒幕説などなど


と行ったところだろうか


天海僧正とからめての家康陰謀説は夢があるけれども、非現実的に思う




もっとも好きな小説である司馬遼太郎の “国盗り物語” では


ノイローゼ説に近い描き方をしていて、読んでいて非常に納得できるものだった


変後、破滅に突き進む光秀の姿は


綿密に計画したものというより発作的な謀反ではないだろうか、そう思わせる内容だった



そんな中、日曜日、”軍師、官兵衛”を楽しみに見てみた


江口信長もすっかり凄みが出てきて板についてる感じだけれど


中間管理職の悲哀をにおわせる光秀についつい肩入れしてみてしまう



ドラマの中では、”日本に王は2人いらぬ” という信長のセリフに驚愕する光秀がいて


帝を抹殺しようとする信長の革命に対し、それを守ろうとする反革命者として謀反を決意する


という流れだった


朝延黒幕説、ノイローゼ説に怨恨説を少し加えたようなストーリー


”敵は本能寺にあり!!” と叫ぶ光秀の姿に、


”お供いたしまする!” と心の中で叫ぶ日曜日の夜であった・・・





そんな日曜日の早朝は、六甲アジサイ巡り旅へ


6時前に西高坂を登っていてふと振り向くと


後続に10名はいるだろうか、メイン集団のトレインが追い上げてくるのを発見

あがく間もなく吸収、そして、置き去り・・・

いやービックリした、なんかすごいプレッシャーだった





この日は花見が目的だったので

ノンビリクライムで賑やかな山頂へ



いつもより平均心拍が10低かったわりにベストとあまり変わらないタイムだった♪



ばっちりな眺望を楽しむ間もなく出発



でも、雲の中の尾根筋はひんやり気持ちいい



ガーデンテラスを過ぎるとアジサイがちらほら




丁字辻手前、青がしっかり色づいた正統派のアジサイ

アジサイにはこんな曇天がよく似合う

アジサイの色は土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になるらしい

しっかり色づいたのが好みなので、アジサイ探しの旅へ



そのまま西六甲へいくと


不思議だなぁ、同じ場所だけど色とりどり



少ないけれども赤紫のアジサイもなかなか

小部峠から登り返して



あきもせず色彩のきれいなアジサイを見かけると撮影大会



ただ、この日は西六甲はバイクレース大会の状態

すれすれに走り抜けるバイクに何度も肝を冷やす

これさえなかったらいいヒルクライムコースなんだけどなあ

ま、向こうもそう思ってるだろうけど


アジサイに囲まれた丁字辻バス停を過ぎて

裏六甲をダウンヒル




ここはアジサイの道なんだって


そこを登り返して行きます





確かに色のきれいなアジサイ多い気がする。アジサイの道に恥じない、今が見頃なんだけれど

脚とともに完全に燃料切れ

もはや止まって撮影する余裕もなく

ノロノロと亀登りで記念碑台までやっとこたどり着き



デカビタとともにこれを飲む


100mlあたり70kcalだって

こんな時でないと飲む気しないよね




少し回復して

無事、本日2回目の一軒茶屋


ロングダウンヒルをこなして、なんとか目標の10時前には帰宅

アベレージが示すように最初から最後まで亀登りの六甲巡りは

疲れたけれど、もう、坂とアジサイは十分味わいました


ありがとう六甲山 


             ・・・しばらくはイイワ


距離:

64.81 km
タイム: 3:38:44
平均スピード: 17.8 km/h
高度上昇量: 1,888 m
カロリー: 1,386 C
平均気温: 17.2 °C