光國の2歳のクリスマスは妻の育児放棄直後で壊されたテレビを買い替えついでにパトカーの安いラジコンを買ったぐらいで、休業してた私は大したものがあげれなかった。

運良く光國が1番喜びそうな綺麗なベンツの足蹴りマシンを手に入れプレゼントできた😊

 

 


光國はどこ行くにもベンツ持って行くといい、公園で他の子がカッコいいって言ったり欲しがる様子を見て誇らしげだった😊

お友達に乗せてあげたら?って聞いても最初は頑なに『みっちゃんのだから!』と言ってた。

光國が連れ去られ、光國を助けたがベンツと浮かされた転出届けは何度も光國と取りに行っても返って来なかった。



リサイクルショップで同じベンツの赤を見付けたけど『みっちゃんの白がいい』と言うから買わなかったら、ベンツだけ宅急便で届いた。

これには妻にも光國を理解してくれる心があるのかなと少し嬉しかった。

それから毎日、ベンツ持って公園行った🌞


ちょうど一年前の今頃、光國と公園で滑り台してパパを探してる光國を追い掛けた後に嬉しい事が起きた。
 

お母さんにお友達のだからダメよ!って怒られて泣いてる光國ぐらいの男の子を遠くから見てて、光國を持ち上げて見せた。

『みっちゃん今パパと遊んでるからどうぞして来たら?今駐車してるだけでしょ?』

いや!って言うかと思ったら『みっちゃんどうぞしてくれるからパパも一緒に行こう?』

それから2人で近付き、光國が走ってベンツ取りに行って男の子の前に置いて、パパに戻ってきた。

その親子に

『今使ってないから、子供がどうぞしてくるって来たんで、適当に遊んでそこら辺に置いててください。』

そう伝えて、清々しい顔の光國と遊具に戻った😊


みっちゃんは毎日遊べるけど、あの子は持ってないから嬉しそうだったね!こうしてあげると良い気持ちになれるでしょ?光國と笑顔で話した。


ずっと光國の成長を見守ってくれたベンツ😊
光國次第だと言ってるにも関わらず、裁判所の引渡しの日程を決められていた時も空港に向かうバスの中で自分の事は自分で決めれると知ってる光國の意志は千葉に帰るじゃなく、千葉でベンツを取って宮崎に来るって事だった。
 

それから大変だったけど、協力者の方々のお陰でこの1週間後には宮崎に向かえた。


キックバイクを買った後もどっちも平等に愛してたし、みんなが遊べるように友達来たら毎日、2台とも庭に取り入ってた。

ちゃんと洗車して『いつもありがとう』と言ってた😊

タイヤがこんなになるまで遊んだ光國の思い出が溢れてるベンツ。

今でもパパは光國が毎日押したハンドルのボタン押して音楽を鳴らしてる。
いつも光國が口ずさんでたメロディが響いたらみいが喜んで近付いてくる。


心配ばかりだ。コロナも地震も噴火も心も健康も。
月末は保育園にアルバム取りに行かないといけない。
光國のお友達が『あ!みっちゃんのパパだ!』と集まって来て、いつもみっちゃんと仲良くしてくれて有難う!ってまた涙溜まるんだろうな。