ＢＭＷ 1シリーズ

BMWのボトムエンドとなるのが1シリーズ。使い勝手のよさそうな5ドアのHBだが、実態はかなり走りを志向したモデル。このため単なるプレミアムコンパクトとして見た場合、その乗り心地はハードに感じるかもしれない。クラス唯一のFRで、後席、ラゲッジルームがライバルより狭くなるとはいえ、それ以上に走りの楽しさが光る。1.6リッター、2リッターの直4（6速AT）と3リッターの直6（6速MT＆6速AT)から選べる。

ＢＭＷ Z4

個性的なデザインのオープンカーであるZ4。前身となる大ヒットしたZ3同様、クーペボディも追加されている。2.5iの直6がスムーズかつ軽快なふけ上がりを感じさせるのに対して、3.0Siの直6は全域に及ぶトルクによって、ダイナミックな加速と鋭いレスポンスが魅力となる。Mロードスター及びMクーペは3.2リッターの直6のパワー、切れ味、そして音がドライバーを魅了する。Mモデルと3.0Siでコンバーチブルとクーペを選べる。

ＢＭＷ 7シリーズ

BMWのフラッグシップが7シリーズである。大型セダンと思えぬハンドリングの良さと乗り心地を両立させており、それはロングホイールベースのL仕様であっても変わらない。4リッターV8の740i、4.8リッターV8の750iがあり、さらに140mm延長した750iLや6リッターV12の760iLなど全車とも6速ATが組み合わされる。