立川市の「昭和記念公園」に春景色の撮影に行って来ました。

園内の枝垂桜は丁度満開、結婚式の事前撮影も行われていて、こちらも春爛漫といった塩梅。
ここは、立川・昭島両市に跨る180haもの広大な都市公園。

戦前は陸軍の航空基地に、戦後は米軍に接収されて長く立川基地として使われていましたが、昭和天皇在位50年記念行事の一環で飛行場跡地を再整備し、国営公園として開園したものです。

 

 

伯父が隣の西立川に住んでいたので、遊びにいって夜になると、ジェットエンジン噴射の試験音が轟き、窓ガラスがビリビリ鳴り始めて、「また始まったか」と嫌な顔をしていたのを覚えています。
基地が開放される米軍記念日に入場して初めて食べたのが、ハンバーガーにポップコーン、そしてコカ・コーラ、豊かなアメリカとまだ貧しい日本の時代でした



 

元々が飛行場で平坦な土地だったため、新たな景観づくりには苦労も有った様で、池を掘り、残土を集積して丘を築くなどして現在の姿になったものです。
最近では人気の箱根駅伝予選会の地としても知られていますが、広大な芝生広場やプールに加え、四季の自然と触れ合え、花々も楽しめる家族連れには人気のスポットになっています。