巨人の上原浩治投手(32)が、サンマリンスタジアム宮崎で今キャンプ2度目のフリー打撃に登板した。阿部ら打者4人に対し、101球を投げて安打性19本に抑えた。初めて試投したシュートで村田善のバットを折るなど、上々の出来。その後、ブルペンでシュート主体にさらに68球の投げ込みを行った。2年ぶりの先発復帰へ向けて順調に調整を続けるエースは「シュートの習得が今キャンプの課題やからね」と、手応えを感じていた





 長嶋茂雄終身名誉監督(71)が、24日のオープン戦、巨人・ソフトバンク(サンマリン宮崎)を観戦する方向で調整していることが18日、分かった。当日は原辰徳監督(49)ら巨人ナインへ昨年同様「勝つ、勝つ、勝つ!」と熱いゲキを飛ばすほか、対戦相手のソフトバンクの王貞治監督(67)にも対面する予定。V奪回を願って現役時代の僚友を激励することになりそうだ。





 高校生ドラフト3巡目ルーキー・中井大介外野手(18)=宇治山田商=が19日、サンマリンスタジアムで行われた紅白戦に、2打数1安打と結果を残した。14日の紅白戦に続く安打で、持ち前の打撃センスの高さを首脳陣に猛アピールした。

 5―1とリードした8回先頭。代打として登場した時、初球の直球だけを狙っていた。「前回の1安打もそうだったんですけど、やっぱり初球からいかないと、と思っていました」左腕・鈴木誠の内角の直球に差し込まれたが、右打席から飛んでいった打球は一塁線を抜く右前打となった。

 チームはこの回、相手の失策などもあって一挙5得点。18歳が数少ないチャンスで、ビッグイニングを呼んだ



 ◆紅白戦 白組3―2紅組 坂本勇人内野手(19)が17日、主力・ベテラン組のA班、若手組のB班混合の紅白戦で“今季第1号”を放った。一緒にグアムで自主トレを行い、徹底的に指導を受けた阿部の目の前で放物線を描き、成長の証しを見せた。キャンプ終盤には1、2軍の振り分けが行われるが、このままアピールを続け、オープン戦の全試合出場、開幕1軍を狙う。









 原巨人のキーマンをインタビューする「激白」の最終回。2月1日のキャンプインと同時に15代目の選手会長に就任した二岡智宏内野手(31)を直撃した。チームのけん引役を任されたリーダーは「まずはみんなが野球に集中できる環境をつくる」と縁の下から支えることを宣言。昨年、手術を受けた左ひざのリハビリも順調で「今年は細かいプレーを大切にする」と得意の右打ちに加え、送りバントなどのつなぎ役もし、日本一奪回を誓った。
 ―キャンプも最終クールに入る。ここまでは順調?
「手術をしてすぐのキャンプだし、順調とはいえない。でも、徐々にできるメニューも増えてきたし、そういう意味では、明るい兆しが出てきました」

 

ラミちゃん将来は

「日本で監督に・・・」

 アレックス・ラミレス外野手(33)が18日、将来的に日本で監督を務めるプランを明かした。来日して8年目。人気と実力を兼ね備えた最強助っ人は日本プロ野球界に骨を埋める覚悟だ。

 真剣な表情で将来のビジョンを語った。「長いキャリアの最後は日本で監督やコーチになりたいんだ」やれるだけの自負がある。「7年間プレーしてきて、日本の野球は熟知しているつもりだ」日本のプレースタイルにすっかり慣れ、昨年、右打者としては史上初の200安打(204安打)を達成。122打点を挙げ打点王にも輝いた。実績が自信につながっている。

 指導者としてのスタイルも確立している。「僕の考えは、とにかく分かるまでしつこく教える。練習すれば必ずうまくなる。できると思ってやる意識を持つのが大事」先日、宮崎市内の大淀中で野球教室を開催した際にも、熱血指導を披露した。

 「球団に興味を示してもらえるか分からないけど、今はしっかりプレーして活路を見いだしたい」今年はイチローもできなかった2年連続200安打達成を狙う。キャンプでの調整はけがもなく順調。この日は買い物などでリフレッシュした。今後は23日の西武との練習試合、24日のソフトバンクとのオープン戦に出場する予定。夢をかなえるためにも、きっちり結果を残していく。