2021年キャンプシーズン到来です。
当初昨年お世話になっていた松田川ダム湖畔キャンプ場を予約していましたが、コロナ禍により四月は県内在住者のみの営業とのことで、昨年9月にオープンしたばかりのキャンプベース安中榛名へ下見を兼ねて行ってきました。
フリーサイト(園内20区画早い者勝ち)ソロ2500円、デュオ3500円。
ぼっちまたは二人までの大人の閑静なキャンプ場です。(写真は翌朝朝食)
朝9時に自宅を出て、十時半にヤオコー安中店に到着。食材を下見して(今回はほとんど地元で揃えて来た)磯部温泉恵みの湯にて時間調整。
ヤオコー安中店敷地の隣に立派な木造建物を発見。
確認すると群馬県指定重要文化財「旧碓氷社本社事務所」でした。
1905年。ほぼ建造当初の姿のままということで、建物もすごいけど庭もそこそこ。縁側の小上がりの置石とか極渋の逸品。
しっかり鍵がかかっていて中の見学はできませんが、しばらく建屋外周をうろつく不審者となって見学させてもらいました。
磯部温泉 恵みの湯向かいのあいさい直売所。
地元産の農産物の他、1パック200円前後のお惣菜がたっぷり。
今日のキャンプ、準備はある程度してきたものの、夕食の自炊はほぼ諦めました。
ちょこちょこかってキャンプ場へ。
この日はチェックイン時刻2分前に12:58に到着したものの、既に外周サイトが埋まってました。(写真は翌朝撮影)
中央のテンマクデザインテントが炊事場になってます。
受付後、仮設トイレ隣の20番サイトに陣取ります。
ここをキャンプ地とする。
一時間でほぼ設営完了。荷運びが無いオートサイトは楽ちんです。
このシェルターも4回目くらい?だいぶ慣れました。
今日は夜間暖かい(10度予想。現地では8度)ので、インナーテント無し。ブルーシートで地面を覆って結露対策しての内部お座敷スタイルです。
お昼はあじさい直売所のお惣菜。天ぷらと煮物はそれぞれ240円。春キャベル入りポテサラ180円。
天ぷらは食べきり、煮物とポテサラは半分残して夜に回しました。
とても美味しくて、ビールが捗る。
持ち込んだビールをすべて飲みきってしまいました。かたずけた後は、しばしお昼寝。
・・・
17時半f^^;
体調もさえてなかったので、ステーキとごはんは朝に回して、残りの惣菜と乾き物とチューハイで夜を済ませようとしましたが、
さすがに温度がある食べ物が欲しくなり、
準備していた豚汁の具材を、即席しじみみそ汁で煮込んで豚汁作成。(藤岡PAで買おうとしたが、上信越自動車道下りからは入れなかった)
味は珍妙でしたが、酔っぱらっていたので大丈夫。
22時頃までお酒と焚き火を楽しんで就寝。
翌朝5時。目覚ましとほぼ同時にウグイスが囀り始めました。
さて、やるか。
おろしたての羽釜で自動炊飯に挑戦。
よくあるメスティン固形燃料1個で1合炊飯できるって話なんでやってみましたが、20分後沸きもしないで燃え尽きました。
まあ、そうなるな。
検証の結果、バーナーで沸騰するまで加熱。一度撹拌した後固形燃料14~15分で炊飯できるであろうと予測。(その後はおこげタイム)
また次回焚いてみよう。
ステーキはフレッセイで購入したアンガス牛エコパック100gあたり258円。今日は350gくらい。
熱源は3シーズン目のソロストーブキャンプファイアー。
鉄板は取っ手の穴位置が不評?で安いベルモント極厚鉄板6mm。
10分ほど余熱をしてから油をひいて焼きます。焼き始めたらそんなに燃料いれなくてOK。
肉を鉄板に乗せた後、塩コショウやお好みのシーズニングソルト。
通常の厚さのステーキなら表面に水滴が沁みてきたら裏返して10秒で完成。
この厚さだと片面7:もう片面3くらいでしょうか?
程よく焼いたら一度鉄板を火からおろしてアルミホイルを乗せて3分程肉を休ませて
仕上げに持参したウイスキーでフランベ。
今回の調理の場合、肉焼きは鉄板の余熱がありますが、お米が沸騰してから鉄板焼いて肉焼いて蒸らしてる最中に仕上げるくらいのタイムスケジュールでよさそうです。
というわけで、6時半頃完成。
成し遂げたぜ。
鉄板で最後の一切れまで熱々のステーキ(ネギ添えSPG風味)
程よくおこげがあり、芯の無い炊き立てホカホカごはん。春トマト。そしてコーヒー。(カルダモンは白湯用)
夢中で平らげました。
うん、わかってた。
一合炊きじゃ足らないと。でもいいんだ。健康第一。
6時55分。
他のキャンパーが起きだして朝食の準備を進める中、粛々と後かたずけ。
これが朝ステーキと羽釜炊飯の代償。
大量の洗い物。
一段落して、ラジオ音楽の泉が始まったら撤収開始。
9時までは雨予報無いけど、12時から雨マークあったので早めに早めに。
九時半撤収完了。
サイト脇に植えられた小さなソメイヨシノも満開。
これから大きく育つのが楽しみなキャンプ場でした。
撤収後は再び恵みの湯へ。
開店待ちのおじいちゃんがいっぱい。(自分もその一人ではある)
汗を流した後は昼食に安中の板鼻館へ。
登録商標タルタルカツ丼税込み1000円。テイクアウト可。
まず、着席するとすり鉢とヘラ、玉子とマヨネーズがテーブルに置かれ、
これをかき混ぜて食欲と精神を鍛えます。
程なくタレを纏った薄切り豚ヒレカツ三枚乗ったどんぶりが着丼しますので、
自己責任でタルタルソースをぶっかけます。完成。
一見カツ丼以上に栄養バランスを無視した料理に見えますが、ご安心ください。
カツの下に甘辛く似た玉ねぎぎっしり入ってます。
要はカツ煮を玉子で閉じたのではなく、タルタルソースで閉じたアイデアメニュー。なるほど。
見た目以上、不思議とカツ丼よりあっさり、さっぱり食べられる一品でした。
帰りは道の駅甘楽で山菜ハンティング。
桜が満開で催事を行ってました。
駐車場が混んでいるので、写真だけ撮ってちゃちゃっと買い物。
藤岡PAにも寄って、神津牧場のジャージー牛乳ソフトクリーム。
と、目当ての伝播郷みそ二年物を買って、今回の春キャンプもつつがなく終了。
いやホント。美味しかったなぁ。
ごはんとステーキ。
次回も美味しいおかずとごはん、頑張って作ります。