難しい
 
明後日とある曲の収録のため、そのとある曲をしっかり歌うための材料を集めてる
 
材料の50%くらいを占めたいのが自分の思い出なのに、全然思い出せない。
 
思い出せたとしてもしょーもないことばかりだし、出来事しか思い出せなくて、その時の気持ちは思い出せない、、
 
どうしていいかわからなくて、投げ出して今。
 
歌は難しい
 
難しくて難しくて息ができないくらい難しい
 
歌詞をそのまま落とし込んで歌っただけでは、そこに付いている音譜と私の歌声がなくても成立してしまうので。
 
表現を広げるためには、作者の意図を汲み取った上で、自分の表現を注がなくちゃ
 
瞼に景色を浮かべるだけではなく、それを浮かばせられるようになるには、自分の歌声で青空を作ったり、風を吹かせたり、雨を降らせたりしないと
 
ひとつのフレーズ歌うにせよ、そこにひとつの感情をのせるだけでは薄いだけの歌になってしまう
 
人は、同時にいくつもの感情を心に置きながら生きているから、普段私たちが話す言葉ひとつに感情がひとつきりってことなんてありえない。
 
歌も、同じだと思う
 
ひとつの言葉に、音に、いくつもの、的確な、感情や、景色や、色をのせたい。と、思って、ここ1年くらいやっているけど、そうすると、歌ってる時は、身体中、変な虫がうじゃうじゃいるような感覚。
 
いろんな感情がお腹の中を入り組んで、苦しいけど、いざ自分の歌を聴いてみると、浅くて薄っぺらくて。
 
自分が苦労せずにぷーたれて生きてきちゃったからだなって思ったり。
 
もう12時過ぎた!
 
もどろ!