大学は、高校における学習指導要領がないため、講義内容も大学の特色になります。

例えば、生体医工学の学科であっても、
A大学…医学と医療機器中心に
B大学…工学と医学を中心に
といったように、大学毎に中身が異なります。

大学院でも、もちろん同じであり、大学と比べてさらに顕著になっています。というのも、大学院の講義ではおおよそ教授や准教授の専門としている内容を講義します。専門分野は十人十色と言えるくらい細かく分けられるので、全く異なってきます。


さて、ということで私の通う大学院の講義を例として、書きます。


まず、大学の講義では、共通科目と専門科目というように、全学科が受けられる講義と学科毎の専門の講義に分かれていたと思います。

では、大学院ではどうなのか?
大学院でも共通科目と専門科目に分けられます。専門科目の中でも、先生による専門分野に分かれますが、この専門とする分野は、どの研究室に属していても受けることができます。

例えば、生体医工学の研究室の人であっても、臨床医学研究室の講義を受けられます。もちろん、生体医工学研究室と臨床医学研究室は、同じ専攻の教授の研究室です。


では、共通科目とは何か?
まずは、英語です。科学者英語を主に学びます。国際学会など海外で発表したりする際の英語の伝え方、または英語で論文を書く際の決まりフレーズなど。
次にインターンシップなども科目としてある場合は共通科目になります。
また、研究者となるにあたり必要な知的財産についてや、倫理などもここに含まれます。

大学院では、博士前期課程においては研究と講義の二本柱、博士後期課程では研究のみ、という形が多く、博士前期課程の講義は、学部の頃の1年間で履修していた単位を2年間で取るくらいの量です。

必修科目はもちろんのこと、自分が所属している研究室の教授の講義を専修科目として受けます。

次は、大学院の講義の内容について触れたいと思います。