ラリーパーツの一つであるナビハンドル。

入手困難ということもあり製作することにしました。
ナビハンドル : ナビハンドル考察
ナビハンドル製作 その① : 金具の図面作成。
ナビハンドル製作 その② : 金具の加工。
ナビハンドル製作 その③ : 金具の加工。(仕上)
ナビハンドル(当時物) : 当時物ナビハンドル考察
ナビハンドル製作 その④ : 握り手部分の加工。
今回、ナビハンドル製作 その⑤では、握り手部分補強の加工を行います。
前回出来上がった握り手部分↓

これの金具付近のほずれ防止の補強を行います。
まずは見本となる当時物ナビハンドルを考察。

細い糸を何度も巻き付け、三つ編みされているが繋ぎ目は見当たらない。
恐らく繋ぎ目は網目の裏側で見えないように処理されているのでしょう。
この部分だけを考えると、一本の糸で造った繋ぎ目のない三つ編みで作ったリングになりますね。
言葉で言うと理解できますが、目の前にあるのに形として理解できない。
一体どうなっているのでしょう???
とりあえずは材料を探します。
さっそく手芸用品店へ行き、握り手部分の紐と同じような色の細い紐を探します。
ちょうど江戸打ち紐というのが色が似ていたのでこれをチョイス!

この江戸打ち紐は、例えばお守りや鈴の紐といえば判りやすいかな!?
ここで日本の心意気を入れましょう。
何度も、1本の紐で三つ編みのリングをチャレンジしてみますがやはりできず・・・。
自分には恐らくできないだろうと、判断し三つ編みではなく二つ編みに挑戦。
紐を編み込んでいくと新しい発見がありました。
この、紐を一本一本編み込んでいくと巻きつけてある紐と紐の隙間が紐によってどんどん埋まっていき、
編めば編むほどどんどん締めつけられていく。
なるほど、これはよく考えられているな。
職人さんは、ただ編み込んでいるだけではなかったのですね!
今回チャレンジしてみて、当時物の三つ編みがカチカチに絞れているのが良く判りました。
最後に紐の両端を結び、編み込みの中に潜りこませて完成↓

ナビハンドルの完成です。

ちょっと歪んでいますが、そこは初めて造ったということでとりあえず良いでしょう。