
マークⅠのように、ピアノヒンジのクォーターガラスを取付けしたい。
そこでローバーミニにも取付できるイノチェンチィ用のピアノヒンジクォーターガラスを安価で入手。
しかし、それは残念ながらフレームが壊れていた。

中古品のノークレーム・ノーリターンですから仕方ありませんが、タダでは起き上がりません。
リペアして復活させてやるぞ~!!
とこの企画が始まりました。
マークⅠ仕様への道のり → ピアノヒンジ。
クォーターガラスリペア その① / イノチェンティ用 では、解体と構造について。
クォーターガラスリペア その② / イノチェンティ用 は、材料準備を。
今回、クォーターガラスリペア その③ / イノチェンティ用 では、金具の製作を行います。
↓当時物オリジナルの金具。

今回の計画としては、↓右側の図(強化金具)のように加工をします。

ガラス枠内のこの金具のスペースは限られている為、
左側当時物オリジナルの一番出っ張っている部分であるリベット裏側の盛り上がり高さ以下
で強化金具の高さを決め、作ることが条件になってくる。
簡単に言うと、厚みのある強い金具を作りたいが、
スペースが限られているのでそのスペース内で作ることが条件。
リベット裏部分の鉄板には座堀してテーパーを付けて、
鉄板の厚み分のリベットへ裏側からポンチを打ちその周りを広げる形で金具の固定をさせます。
これで、鉄板からリベット裏側部分が盛り上がらずに済むので、
その分鉄板の厚みを厚くすること可能になります。
これにより強化金具の厚みは、当時物オリジナルの2mm厚の鉄板より、1サイズアップした3.2mmを選びました。

正確に穴位置をケガいて、ポンチを打ち込みます。
リベット穴は、1.5mmの下穴をあけて3mmの仕上げサイズで穴あけ、
裏側にテーパー用の座堀りをしてできあがり。
ボルト側は、同じく1.5mmの下穴をあけて3.2mmの下穴、最後にダイスでM4のネジ山を作れば出来上がり。
↓こんな具合です。(裏側で、手前がリベット用の穴で奥がボルト用の穴)

細かい金具で、穴位置がほとんどクリアランスのないものでしたので、
慎重かつ神経を使う作業でした。(爆)
こりゃ~一個作るのも大変だ~(汗)
ちなみに2個で1セットですから2個作りました。
次回は、リベットとボルトの加工を行います。