ウンベラータです。
こちらもフィカス属で、お店では「フィカス・ウンベラータ」と記載されていることがあります。
お花屋さんでもホームセンターでも置いていないお店はないくらいどこでも購入することが出来る観葉植物です。
熱帯アフリカが原産なので耐寒性は低いです。
私は初めは、15度~20度はある室内で育てていたのですが、一向に育つ気配がなく、逆に弱っている気配も見せずで「どうなっているんだ?」と不思議に思っていましたが、12度くらいになると、毎日のように葉が落ちて、いよいよ葉が6枚までになってしまった時に常に18度~20度ある室内に移動させました。
また、直射日光の当たらない部屋でしたので、直射日光が当たる場所に置いたところ、3か月程でここまで復活しました。
エアコンはつけていません。
生育期ではない冬ですが、今の環境では2週間に1枚新しい葉が出てきます。
現地では10mもの高さになる大きな植物だそうです。
私が見たことがあるのは、大きくても2メートルから3メートルほどまでです。
フィカス属は葉にも水が必要と言いますが、ウンベラータは葉にホコリがつきやすく、拭くとその汚れの多さに毎回驚かされます。
たまに濡れたティッシュなどで葉を拭いてあげないと葉から光合成が出来なくなります。
高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしいます。
本来は風も必要な植物だと思います。
水やりのタイミングは、基本の土の表面が乾いた時に鉢底から水が流れ出る位たっぷりとあげる。
葉を落として休眠状態に入った時は、水やりを控え、断水気味にしてて休眠が明けるのを待った方がよいようです。
ウンベラータの樹液は体にあまり良くないらしく、剪定する時などには手袋をつけてすることをお勧めします。
観葉植物はどれも大きく育てば、かなり強くなるのですが、小さい時はやはり弱く、環境の変化に敏感です。
ウンベラータは正直、初心者にはちょっと難しい観葉植物だと思います。
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吉沢陸

