これまで「ストレート」がどんな動きをするボールなのか、
(①ストレートってどんなボール?)(②ストレートってどんなボール?~ボール回転軸の向きから~)
なぜそのような動きをするのか説明してきました。
では、キャッチャーや外野手など野手の送球ではどうでしょうか。
小林誠司選手のセカンドスローです。
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すごい送球です。
かなりシュートしていますね。
リリースでのアームスロットはスリークォーターなので、ボールにはホップ成分だけでなくシュート成分の揚力が働いています。
鬼肩と言われる小林選手のボールの球速は高いはずですので、ボール回転数も多いと思います。従って、これだけシュートしていきます。
今度は、イチロー選手のスローイングです。
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イチロー選手のアームスロットもスリークォーターで、ボールはかなりシュートして見えると思います。
最後に昨年ブレイクしたヤンキースのジャッジ(Aaron Judge)選手のレイザービーム。
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バウンドを見れば、シュート方向にボールに力が働いているのが分かると思います。
よく、『ボールがシュートして困るんです。。。』と、ピッチャーだけでなく野手の子が相談しにきます。
コーチに『シュートするのを直せ』と言われている子もいます。
マウンドからキャッチャーまでの距離で10cmシュートするなら、
キャッチャーからセカンドまで、外野からホームまでのスローイングでは何十cmもシュートします。
シュートするのを直すのではなく、それを考慮して投げる方向を計算するのが自然だと思います。
ピッチングやバッティングにおいて、起こっている現象を調べてみると、
昔から現場で言われている事が事実と異なる場合が結構あります。
技術的な事を教える人(コーチや保護者)は、少なくとも真実を理解する必要があるでしょう。
それが子供達の育成に繋がると思っています。
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