製材=原木から板や柱などの部材を伐り出すこと。
というアラスカンで伐り出す前提での覚書です。
あくまで素人製材なので、歩留まりの悪さや手際の悪さによる無駄がかなりありますので悪しからず。
取り敢えず必要な道具は・・・
左から
アラスカン(ソーミル)
丸鋸
差金
チョークライン
レベル
ブロア
と50cc以上のチェーンソー
です。
因みに私はMS462/25inc DURO ピッチ1.3mm
で挽いてます。
ソーチェーンはやはり専用のリッピングチェーンが良いみたいです。
あ、あと矢ですね、忘れてた。
⭐︎馬(台)の用意と芯出し
まずは馬にする大体同じ位の太めの原木を2本用意します。
そこに挽く材を元末揃えて乗せて(末から挽きます)ゴロゴロゴロゴロ左右に転がして曲がりと元末の差を見つつ芯出しします。
アラスカンで挽く場合、馬があまり高いと挽き辛いので3-60cm位の原木を馬にすると後が楽です。
⭐︎挽く
チェーンソーをアラスカンにセットして、まずは材にラダーを掛けて末口から挽きます。
挽きながら時々矢を左右に掛けて行くとスムーズに挽けます。
この一発で初めに平面を一面作ります。
以後はこの面が基準になるので慎重に。
板になったらいよいよ材の荒取りに入ります。
まずは縦方向チョークラインを打ちます。
この時のラインが製材の基本になるので慎重に。
製材する時は
末口から、木裏からが基本です。
ラインを入れたら末側のそのラインに直角に木口を取ります。
木口のラインを測り、
取れるサイズで寸法を決めます。今回は木幅を決めず、最大の幅で取っています。
小口のラインと直角に今度は元口に向かってラインを打ちます。
元口も直角にラインが取れていれば同じ幅になりますが一応測ります。
これで採寸終了です。
いよいよ伐ります!
丸鋸で木口からカットしていきます。
カットする際はなるべくラインの外側2mm位で切ると後で精密なサイズ合わせが出来ます。
こんな感じでジャンジャン製材!
慣れると一枚10分位で挽ける用になります。
仕上がり↑
そう言えば小口と木表にサイズを書いとくと良いですよ。
どうですか?分かりましたか?