ヨセフとポテパルの妻(1631) by Guido Reni

in Pushkin State Museum of Fine Arts    Москва

 

ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしに近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「わたしはあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。しかしわたしをここに売ったのを嘆くことも、悔むこともいりません。神は命を救うために、あなたがたよりさきにわたしをつかわされたのです。

創世記 45:4-5 https://www.bible.com/bible/81/GEN.45.4-5

 

 

 

 

聖書の中に登場する人物で、ヨセフという人物がいる。

 

 

 

アダムとエバ(イブ)、ノア、アブラハム、モーセ、ダビデ、ソロモン、イエス・キリストといった聖書の人物の名前を耳にしたことはあっても、ヨセフという名前は今まで耳にしたことがない人は多いのではないかと思う。

 

 

 

しかしだからといって、ヨセフの影が薄いのかと言ったら、そんなことは決してない。

むしろその逆だ。

 

 

 

過去エジプトが7年間の大飢饉に襲われ国の滅亡の危機に瀕したが、このヨセフという人物がいたからこそ、エジプトはその大飢饉を乗り越える対策をすることができ、国を保つことができたのだ。ヨセフは現代でいう総理大臣の位置で国を統治し、見事に国を救った。当時のエジプトの王様パロはこのようにヨセフを称えた。

 

 

 

 

「神がこれを皆あなたに示された。あなたのようにさとく賢い者はない。 あなたはわたしの家を治めてください。わたしの民はみなあなたの言葉に従うでしょう。わたしはただ王の位でだけあなたにまさる」。

創世記 41:39‭-‬40 JA1955 https://bible.com/bible/81/gen.41.39-40.JA1955

 

 

 

またヨセフがいてくれたおかげで、イスラエルの民はエジプトに住みかを得、その後子孫を後世に長く繁栄させることができた。現代においてユダヤ人の有能さがもてはやされることがしばしばあるが、ヨセフのおかげでそのユダヤ人も存在できているのである。

 

 

 

大国を救い、民族の歴史を後世に繋げさらに繁栄させた彼の功績は大きい。

 

 

 

しかし彼がもともとそういう地位に就くために、一般に想像できるような行程を辿っていたわけではない。

 

 

 

たった一人、正妻から生まれた12人兄弟の末っ子は両親からの寵愛を他の兄弟に優って受けたが、それを兄弟から妬まれ罠を仕掛けられ奴隷の身としてエジプトに売り飛ばされた。当時17歳。

 

 

 

ヨセフが30歳のとき、彼は総理大臣に任命された。

 

 

 

苦難の13年間の最後の2年強は濡れ衣を着せられ投獄までされていた。

大半の時期は奴隷の身だった。

 

 

 

苦難の人生からの栄光。

 

 

 

決して楽な道ではなかったはずだ。

 

 

 

彼が総理大臣となった後、実は奴隷として売り飛ばされて以来会うことのなかった兄弟と再会するようになる。

 

 

 

憎ましい気持ちが普通なら起こるだろう。「私を奴隷に売ったことにいま報いてやる。」そのような憤りを覚えても仕方のない出来事であったはずだ。しかし彼は、飢饉で食料がなく隣国のエジプトに食料を求めに来た兄弟に偶然にも再会したとき、なんと兄弟に言葉をかけたのか。

 

 

 

それが冒頭の言葉だ

 

 

 

誰がそんなことを言えるのだろう。

 

 

 

兄弟を見て苦い思い出が甦ってきたことだろう。

 

 

 

しかし彼は許した。

 

 

 

そしてそれは、自分の兄弟を救うために神がそうされたのだと言ったのだ。

 

 

 

苦しい道を過去に歩んだことがある。

 

 

 

今現在苦難に見舞われている。

 

 

 

たとえそうだとしても、後に栄光を受ける日が来たなら、どんな形であれそのような道を強いた人にすら感謝するようにしよう。

 

 

 

行きたい気持ちがあっていったところではない。むしろ避けたい道だ。しかしヨセフは最後に勝ち取ったのだ。行いが正しければ、時に応じて必ず引き上げてくださる神様だ。

 

 

 

私もヨセフに見習うようになろう。

 

 

 

 

 

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