TVアニメ「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編」
黒崎真音 feat.TRUSTRICKとしてOPテーマ「DEAD OR LIE」を、TRUSTRICKとしても新曲「Recall THE END」でEDテーマを担当しています。
ダンガンロンパシリーズの完結編となる今作、いきなりあのキャラがああなって、もう理不尽とかいうレベル通り越して第一話にしてかなり、絶望的です。。
その絶望的なシーンからのEDテーマという流れ。ダンガンロンパに携わっている幸せをシミジミと感じます。(多謝!)
「Recall THE END」はトラトリ史上もっともヘヴィな音作りにしたい。そんな思いからサウンドプロデュース&共同アレンジャーとしてNARASAKIさんをお迎えしたわけですが、レコーディングでもNARASAKIさんの音に対するこだわりを感じ勉強になりました。
TRUSTRICK(神田沙也加×Billy)
「Recall THE END」レコーディングメンバー
Sound Produce:NARASAKI
Arrangement:Billy, NARASAKI
Drums Technician:Hiroshi Sasabuchi
Drum:Shuhei Kamata
Bass:Kenjiro Murai
Strings Arrangement:Billy, Masaki Oshima
Strings:Atsuko Hatano
Programming:Billy
Recording Engineer:Seiji Toda(S.O.R.I.D sound lab)
ドラムから録りはじめたのですが、もうドラムテックの笹渕さんの音作りからヘヴィで悪〜い感じ。(笹渕啓史さんは色んなところで活躍されているドラマーでありドラムテックの方です)
若さと勢いがある修平君のプレイに、村井研次郎(cali≠gari)さんのうねりまくるベースが乗ってリズムの核ができあがります。もうこの時点で相当カッコ良いよ…。
ストリングスアレンジは自分がフレーズの土台を作ったのですが、大島昌樹さんに本格的なアレンジを依頼したところ、特に変えたいところは無かったとのことでほぼそのままのフレーズが採用になりました。バイオリンの波多野敦子さんの力強くも美しい音色が曲を一層引き立ててくれています。(特にアウトロは必聴ですよ。)
ギターは、前に飛んでくるようなサウンドにしたかったということもあって、NARASAKIさんに相談したうえでアンプ+マイクではなくFractal Audio Systems Axe-Fx IIを使用。
Mesa/Boogie Dual Rectifierの設定で、バッキングは歪みを多めにテレキャスでピックアップはセンター、ギターソロはMidをブーストしてFender Stratocaster 59 Reissueのフロントのピックアップで弾きました。
このストラトは自分が持っているサオの中でも一番鳴りが良くて、生音と左手に伝わる振動だけで「繋がなくても良い音がする」と分かるほどで気に入っています。
トラトリでは基本的に半音下げチューニングなため、テレキャスもストラトも弦はちょっとだけ太めのD'Addarioのコレ。
テレキャスは以前にZodiac Worksの松崎淳さんに相談してブリッジを変えてもらっていて、ピッチが安定しやすくなっています。(そのうちペグや配線も変えたいなぁ)
と、ギターのくだりはほぼ自分用の備忘録のようになってしまいましたが、このレコーディングは自分にとってかなり刺激になりました。
何よりも、歌です。
別日にいつものレコーディングエンジニア曽野さんに録っていただいた歌が本当に良いテイクだった!
ダンガンロンパに対する熱量と理解度が高い姫が書いたこの歌詞が、EDの儚げなアニメーションとマッチしていると思うのです。
TVアニメ「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園-未来編」は以下の日程で放送中。
未来編
TOKYO MX 7月11日より毎週月曜日23:00~
BS117月11日より毎週月曜日24:30~
AT-X7月11日より毎週月曜日23:00~
リピート:毎週(水)15:00~/毎週(土)7:00~/毎週(日)16:00~
ぜひ絶望編も合わせてご覧ください。
4th E.P.「Recall THE END」は8/10発売!
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