皆さんがご存じのように、母乳にある鉄分は6~7ヶ月以降、ぐーんと減ります。

ただし、鉄分以外に、もう1個非常に重要な微量元素があります。

 

それは、亜鉛です。

 

亜鉛不足だと、成長障害、味覚障害、免疫力低下というリスクがあります。

 

また、皮膚を守る機能も持っている亜鉛ですが、娘の乳児湿疹に対して亜鉛が欠乏しているかもしれませんとある小児科先生に言われました。

 

母乳には300種類の栄養素が含まれています。

しかしながら、月齢が上がると、赤ちゃんに必要となる栄養素の量も増えてきます。

母乳のみではなかなか補いきれません。

 

その場合、離乳食により、栄養バランスを整えます。

 

でも、日本では確かに離乳食の栄養バランスも重視していますが、食材添加の順番にこだわりすぎて、鉄や亜鉛、ビタミンDなど三大栄養素以外のものは忘れがちです。

 

どうせごはんを作るから、健康かつ栄養満点の離乳食を食べさせたいですよね。

 

ですから、タンパク質を始めたら、亜鉛豊富の食材もおすすめです。

例えば、カキ、レバー、ホタテ等々。

週2回でもよいですから、亜鉛のことを頭に入れて、赤ちゃんの食卓料理をいろいろ変えましょう。