アニメーターの仕事は作画と呼ばれる作業ですが、これには原画と動画の2種類があり、通常、その両方の工程を担当するスタッフはいません。

要所要所を押さえたポイント画を描いて行きながら、タイミングシートにタイミングを書き込んで行くのが原画工程で、これを担当するアニメーターは原画マンと呼ばれます。
原画マンが描く絵は、所謂絵コンテの一コマ一コマの場面で、鉛筆のみを使ってデッサンのように描いて行くのですが、その描写はキャラクターデザインと背景などのデザイン画を参考に、もうすでに出来上がっているイメージに出来る限り忠実に仕上げるのが最大の仕事です。
そのため、レイアウトの段階から参加するアニメーターもいますが、やはり大半の原画マンは、この段階からの参戦という事になるんですね。

しかも、大きな作品になると、何百人ものアニメーターたちによって原画が描かれて行きます。
そうなると、どうしても一枚一枚の絵に斑が出手しまいますから、キャラクターごとに担当者を決めて作業が行なわれる場合もあれば、カットごとに仕事が割り振られる場合もあります。

いずれにせよ、全てが人の手作業で、完全に統一する事など不可能だと言っても過言ではありません。
そこで、最終的には作画監督が修正し、一貫したものに仕上げる形式が取られているのです。