この3日間。
美術館。友人とぶどう狩りと
楽しんできました。
そろそろ一人歩きに慣れなくてはと
思い、出掛けてきました。
一人歩きも結構楽しいものです。
秋は感受性や繊細さが高まり物事に
熱中するのに適した季節だそうです。
マイケルさんに感化されて行った
フェルメール展。
とっても素敵だったので
今度は六本木にある国立新美術館に行って来ました。
今回は10月3日から始まった
「リヒテンシュタイン展」
「華麗なる侯爵家の秘宝」
リヒテンシュタイン家の3万点に及ぶ
コレクションは英国王室に次ぐ世界最大級の
個人コレクションだそうです。
今回の展示はその中から選りすぐりの
139点が展示されていました。
今はこれはという絵をイヤフォンで案内してくれる
優れものがあるので、絵心がない私でも
とっても楽しめる時間でした。
ルーベンス、ラファエッロ、ヴァン・ダイクなど
「教科書で見たよ」という絵が来ていました。
開館30分前には美術館に入れるので
パンフレットを眺めていると
すずめが2羽。すぐ足元に。
「人懐こいね、東京のすずめは。」
「美術館巡りって、楽しいかも!!」
このパンフレットの少女は
この絵を描いたルーベンスの最愛の娘さんで
5歳の頃描かれたそうです。
この7年後にこの少女は亡くなったのだそう。
そう思うとこのパンフレットを見るのが
とっても切なくなりました。
絵や美術品なんてよく分からないけど
やっぱり本物ってすごい迫力。
感動します。
キリスト教の宗教画や神話を題材に
した絵が沢山ありました。
神話も知っているともっと楽しめるかも。
「天井画、うつくし~。」
テーブルや食器もありました。
「1725年頃のマイセンのティーポット」
「お~~、こんな古くからあるんだ。」
「このタペストリーも素晴らしい。」
すべて凝りに凝った職人技という感じ。
テーブルの足など金が使い放題。贅沢な品。
「これら全部数百年前に作られたの!!」
ある番組じゃないけど
「いい仕事してますね~。」
でもね、絵を見ながら私の頭の中は
マイケルさんでいっぱい。
上の写真の右上の絵。
このコレクションが公開されている
ウイーン郊外にある「夏の離宮」という宮殿だそう。
この宮殿が私にはマイケルさんの
「ネバーランド」に見えました。
ネバーランドで沢山の美術品に囲まれて
優雅に過ごすマイケルさん。
木に登り日々の喧騒から解き放たれ素敵な時を
過ごしたのかな。
なんて想像しながらの見学。
「マイケルさん、今回も楽しかった。」
「ありがとうございます。」
「美しいものを美しいと思える感受性を
戻してくれてありがとう。」
開催中にもう一度くらい行きたい。