実は上野のフェルメールの
少女は二人いたのですね。
帰り道フェルメールの
「首飾りの少女」と目が合っちゃいました。
絵は横向きなのでまあ、合うわけはありませんが。
今回上野では3箇所の美術館で
展覧会が開かれていて
2箇所にフェルメールの少女が
いらした。もう全くの無知。
この日は時間の関係で見ることは
出来ませんでした。
でも翌日、どうにもこうにも気になって電車に
飛び乗ってしまいました。
茨城から東京。遠い。
片道2時間弱かかってしまいます。
午後2時からは仕事に入るので
とんぼ返りしなきゃ。
特急だね。お金が~。
フェルメールは
裕福な家庭を築いていたにもかかわらず
戦争や、画風の流行などにより
絵が売れなくなってしまった。
これで多額の負債を抱えてしまう。
そして借金の返済のため奔走し
そのために力尽きて亡くなってしまう。
その後に残された奥様も自己破産。
なんて人生なの。
やっぱり戦争。戦争はいけない。
こんな事を訴えている絵にも思えました。
こんな事を考えたらどうしても
もう一度フェルメールが描いた
少女に逢いに行きたくなってしまいました。
この少女が着ている贅沢な衣装は
奥様のものだったとか。
フェルメールにとって幸せな時だったんですね。
光が差し込む窓。この画家にも生きているうちに
光が差し込んで欲しかったなんて思ってしまいました。
そんな感情に浸りながら歩いていると
マイケルさんがお好きだった
「ミケランジェロ」の素描にも出会ったのです。
「聖家族のための習作」
「これが本物のミケランジェロね!!」
「マイケルさんも同じもの見ましたか!!」
マイケルさんのお陰でいろんな事を
学んでいます。楽しかった~。