「昨日はちゃんと話できた!?」


さすが優衣.
幸人の家を出てすぐのタイミングで連絡が来た.




「うん!!ちゃんと終わらせてきたよにひひ」





すぐに携帯がなった.



「樹里!!
まっすぐ家にきな!!!」
そう呼んでくれた.




「優衣...」





私はどれだけ泣けば気が済むんだろう???
涙は本当に枯れてくれない.
もう,サングラスでも
隠せないくらいに.






「つらかったね...」





そうずっとなぐさめててくれた.
昨日の出来事から一つずつ
全部話し終わるまで.

ケツメイシの恋の終わりは意外と静かに
が自分とリンクして涙が止まらない.







「でもね,
ちゃんと,ホント好きだったっていってきたよ??」





「よく頑張ったよ.」

そう言って話し終わるころには
優衣の方が号泣してた.




「あーぁ.
ハチ公もっとできる子だと思ってたのにな..」

そうつぶやいた私に優衣の笑顔は優しかった.






「でも,思ったんだ.
幸人に会ってなかったら
こんなに女友達の大切さもわからなかった.



優衣にもごめんね??
ずっと前,優衣が悩んでた時
苦しさ全然わかってあげれてなかった.
わかったつもりでいただけだった.」



「ううん.
樹里は最高の女友達だよ!
祐介と居れるのも
樹里がいたからだもん.」




「恋愛って2人でしてるような気になってるけど,
きっと友達とか
支えてくれる人いなきゃ
できないものなんだよね....」







こうして2人で
泣き続けた.







「私,でも幸せだよ??
だってこんなに誰かを好きになれたんだもん.
私自分が絶対こんな気持ちになれるなんて
思ってなかったから.」




その日も緊急集会にしてくれて,
久しぶりに集まった
美奈に真理奈に梨花に優衣と私.
どんなに忙しくても
こうした緊急事態には全員が来てくれる.




「樹里を独りにはさせないからね!!!」
そう美奈が言ってくれた.





私は久しぶりに
ちゃんと笑えた.



みんながいればしばらくは大丈夫だって思えた.




最近支えになってた
コースケにも



「コースケー!!!首輪外してきたよ!!!」





そう電話をすると
大爆笑しながらも




「樹里よくやった!!!
ご褒美やるぞ.」




そのふざけた感じが
私を楽にしてくれた.





そして,報告する人がもう1人.

「マッキー?
昨日はありがとう.
幸人とね,お別れしてきた.」




「マジ?!
そっかぁ.」




「でも,大丈夫だよ.
マッキーとケントさんいてくれて
おかげで楽しかった.
幸人にとってマッキーは大事な友達だから
これから私の分まで支えてあげてね.」




「任せてよ.近いうちまた遊びにおいで.」



「うん.」




その一言で
幸人の友達とも会えなくなるんだなって実感した.
大好きなお兄ちゃん達...




「これから,私の道進まなきゃ.」




そう,自分に言い聞かせた.


女だけの
みんなのハチ公卒業パーティは
暖かくて,
みんなのためにも,
笑っていようって決めた.