「理想のタイプってどんなの?」

女の子のカフェでは毎回のように出てくるテーマ

「優しくて,背が高くて,スタイルよくて,
背中広くて,おしゃれで,ロン毛で,
日本人離れした顔かなぁ・・・」

優衣が吹き出した.

「もう,樹里~.
そんな人いるわけないじゃん!!」

「だよねぇ~,あっ!!!
あと,背中広いのも外せない!!!!」


なんていいながら笑いあった.

そんな日々がすぐに来るなんて思いもしなかった.


紹介に合コン.
そんなのもう,飽きていた.

むしろもう業務をこなす.
そんな感じだった.

実の姉のように慕ってた
留美チャンからの紹介.


「ま,いっか.
合コンにしよ~」

そう言って,決めてたはずの日に,
全員ドタキャン.


それもそう.
同じクラスのトモダチは
学校の用事が入って来れなくなった.

とりあえず.
お詫びだけ入れにいこうと
その彼の店に向かった.

そのドアを開けた瞬間,









恋に落ちた.







そう,落ちたというよりむしろ






落とされた....




そんな感覚だった.


フロアで流れてた
sing02の曲でさえ
スローで流れてる感覚だった.