「お受験のその日まで、アナタがしなければならない6つの法則」


NO4.受験校が決定! まずすることは?






志望の学校を決めたときから受験は始まっています。

どうしても、お子様をその学校へ入学させたいのであれば、その学校について、

学校案内やインターネット上で紹介されていることだけではなく、実際に、学校説明会や

オープンスクールなどの学校行事で、学校へ行ってみて知ったことはもちろん、徹底的に知ることが大切です。


受験校を深く知るためには、在校生のいるご家庭から、直接話を聞くことが一番わかりやすいと思います。

数年前まで、現在のご自分と同じ状況下にいたわけですから、気心など、察してくださる方もいらっしゃることでしょう。

入ってみて初めて知ったことや、学校が望んでいる生徒像について、

保護者の視点からしっかり理解されていることでしょうし、

その点についてアドバイスを受けておいて損はありません。

在校生を紹介してもらう手段としては、今現在、お子様の通っている幼稚園や塾で、

受験校に通われているお子様がいらっしゃるご家庭を紹介してもらうのが一番の早道だと思います。

塾によっては、去年、お受験に合格し、現在、その小学校に通っているお母様方との懇談会を開き、

その学校の情報を直に聞く機会を作っているところもあるようです。

もしも、通われている塾では紹介をしていただけない場合には、幼稚園の先生に紹介してもらうのも一つの方法です。

また、カトリック系の学校などは、地元の教会とつながっていることもあり、

教会に出向くことで、カトリックの学校の精神を感じ取ることができるでしょう。

また、お子様を通わせている信者の方との交流から、学校のことを教えていただけるチャンスがあるということも聞きます。


学校見学会や在校生の保護者の方からの情報により、受験校の良さをしっかりと理解できたと感じた頃に、

学校行事などを見学したら、ぜひ、しておきたいことがあります。

学校から帰宅したら、すぐにお世話になった先生方にお礼の手紙を書くようにしましょう。

学校に大勢の訪問者が来るときには、学校側としても、準備などで大変な苦労があることは想像がつくことからも、

見学させていただいたお礼はもちろん、一緒に見学をした我が子の様子、

将来、この行事に参加できることで、可能性を高めることができると実感した家族の気持ちや期待などを

丁寧に書いていきましょう。


受験の時の面接で、学校説明会や学校行事への訪問の有無を聞かれることもあるそうです。

面接のときに始めて見学をしたお礼を伝えるのではなく、何事も早めにお礼を伝えるような姿勢で臨みましょう。