かなり前にBSで観たんだと思うけど記憶が定かではなく。

DVDレンタルして観た作品。


私がテレビで観た分はまた違う地域の子どもたちだったけど、世界には、こんな思いをして通学している子たちがたくさんいるのだなと思った。


日本の子どもたちと、世界の子どもたちとでは、
通学の持つ意味が違う。


と言っても全ての日本の子どもたちの事情を知ってるわけではもちろんない。


私が子どもだった時、通学にこんな命の危険はなかった。


象が出る心配もなく、馬に乗って急斜面も降りずに済み、山道で足首が痛くてヒッチハイク待ちしたことなんてない。

お兄ちゃんのボロボロな車椅子(と呼ぶには心許ない)を必死に押した経験もない。


思春期なのか、友だちと上手くいかずになんとなく行きたくない日はあった。


日本だと本当に目にする度心が痛む、命を奪うような、いじめと言うか犯罪の類のニュース。


そこまで悩んだことはないけど、今この瞬間にも生きた心地のしない子がいるんだと思う。


そういう意味で、通学の持つ意味が違う。


学校をズル休みするのも気が引ける優しいあなたに、もし言えるとしたら、学校休んでいいよ。



あなたの人生に何の責任も持てないけど、15歳前後で自ら選ぶ死を考えるなんて、異常事態だから。

生き延びるために、まずは学校行かなくていいって言ってあげたい。



学校が全てって思えるけど、そうでもないみたいなんだ。


もし学校休めたら、好きなだけ寝たほうがいいし、ポテチとコーラをご飯より先に食べて飲んでいい。


1日くらいお風呂入んなくても大丈夫。

でも、健康な青少年は結構発汗してるから、何か食べて元気出たら入ろう。


すっきりしたら、学校以外の世界を知ってほしい。




日本の子どもたちに観てほしいな。

大人にももちろん。



学校に行くには行くけど、メイクのりとネイルと髪の巻き具合ばっかり気にして放課後しゃぶしゃぶに週3日行くーって言ってたハイブランドの長財布持ってちゃらっちゃらしてた女子高生は特に観ろ。

あ、つい私的僻みが出ました。





劇場版の予告篇なのでもちろんとっくの昔に公開されてるし観覧特典みたいなものはございませんが、作品を知っていただくために貼ります!