西原理恵子さんの亡くなった元ダンナさん、鴨ちゃんこと鴨志田穣さんの著書。
絶筆の「遺稿集」の方を何年も前に先に読んでたから、私にとっては2冊目になったわけで。
アルコール病棟での奇妙な実話が満載で、かなり可笑しい。
お酒を止められず、何度も倒れて入院して、退院したらまた飲んで。
だけどおうちが、家族がだいすきだって、帰りたいって。
あー俺は帰るよ!
なんたっておうちとかあちゃんがだいすきだからな!
毎日かあさんの中でそう言いながら世界中へ出掛けるかもちゃんの後ろ姿を思い出した。
もういないけど、いるんだなーと度々感じるんだ。
生まれ変わってもこの二人は夫婦になるんだろうな。
なんにしても愛する人が亡くなるのは悲しいことなんだけど、別れの準備が出来た分、ある意味良くはないけどちょっとは…救われることはあるかな。
それでも足りないんだけどね。
てことをずーと思いながら読んだ。
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