偶然見たNHK。


北野武さんがアーティストに会いに行く。


1人目は火薬アーティスト

蔡国強(さいこっきょう)


中国は旧正月や結婚式などお祝い事といえば爆竹だからね

て思ってたけど

下絵に合わせて調合した火薬を撒いて

導火線に火をつける。


スローで見る爆破の威力。


キャンバス自体燃えないよう、急いで火を消し、完成したのは


垂れて死にゆく向日葵


北野画伯の作品、顔が向日葵のライオンも同居。


蔡氏、日本在住歴もあるとのことで
通訳いらずの日本語を操る。



爆破のエネルギーが子ども心をくすぐる、みたいなことを北野氏が言うと


爆破はセックスに似てる

と話した。


火薬量は多いか少ないか考えながら我慢して我慢して…


最後バーン!



身近な例えわかりやすくてユーモアあって、このおいちゃんいい!



いたずらっぽく笑う2人に、通じた者や瞬間の独特の一体感があってうれしくなる。




二人目

タップダンサー

サイモン・グローバー


タップは音楽だと語る彼は

歴代の名ダンサーの名を3名ほど挙げ、特徴をタップで表現した。


そして、自分には師匠たちのスタイルが刻まれていて、それを次の世代に伝えるのが使命だと言う。


ともすればアートは自己満足だし、それで十分な側面はある。



けれど、それを通してどう生きるかを考えている人はぶれない。


目が、語る言葉が意味深い。



三人目の堀木さん。


情熱大陸で見たと思うんだけど、


和紙の可能性を広げている。



日本の、日本人の誇りのために働いてもいると思う。



番組最後に


アーティストは幸せな人と言える。


すきなことしてご飯食ってけるってのは幸せなことだからね


そんな幸せな人に会えるのは

楽しいな


と北野氏が言った。




天才にしかわからない感覚。


そゆの、うらやましくてついつい最後まで魅入ってしまった。



そゆの、片鱗でも心でつかまえられたら、それはしあわせ。



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