飲みでなくて読み。

「愚か者、中国をゆく」
光文社新書/星川博美


借り物で、新書の中でも厚い方だと思う。320頁強本

そして思い返して気づいたけど、人生初の読了新書キラキラ

3時間足らずで読んだほどどっぷりハマり、おすすめします。

けど中国がすきで、できれば滞在経験があって、トイレと汽車に関して物申す気持ちをお持ちの方には、強く押し付け気味におすすめします。

資本主義と社会主義、ひいては西と東、を考える深い話から、トイレットペーパーを流せる国と流さずくず入れに捨てる国、を考える愉快な話まで。

ああ、こう思ったなあin中国。と思わせる文章が、知性的だけど堅くなく、なじみやすい文体。

新書のイメージ変えてくれた。


トイレットペーパーは、最大の長所は水に溶けること!!!!!!!!!!!!!!!!

私が中国に滞在してたのはつい4~5年前ですが、ハイパートイレではちゃんと使用後の紙はくず入れに捨てましたニコニコ

生きてきてあの時ほど、日本の高度経済成長に思いを馳せ、先人の知恵と努力を讃えた経験はしてません。

でも慣れたらどうとも思わなくなったけどな。


この地球上で、訪れる価値のない場所なんて、ない。