ウィーン5日目。
晴れ。6時半起床。
朝からのシャンプーですっきりとなる。
朝ご飯、1日の計画をたてるところまではいつもと同じ。
少し疲れがたまってきたのか、そのまま1時間半程ぐっすり眠ってしまう。
朝10時まで部屋で休んでしまった。
もうひとつかわったこと、それは、しゃべる必要がいろいろと出てきて(自我が出てきて?)、必死に英語と少しばかりのドイツ語をつかいはじめたこと。
今日の流れは、宿から徒歩4分のベートーベンパスカラッティハウス、ブルク劇場、ホーフブルク(王宮)、そして教会、楽友教会まで徒歩で散策することに。
少し迷って到着したベートーベンパスカラッティハウスは残念ながらお休みだったため、外から記念撮影。
ブルク劇場を外から眺める。
ハープのストリートミュージシャンの演奏に、心が安らぐ。
昼食代わりに、デメルでザッハトルテとエスプレッソを。
途中でショッテン教会、ミヒャエルス教会、ピータース教会、カールス教会の4つの教会に立ち寄る。
派手さはないけれど、モーツァルトのレクイエムが初演されたというミヒャエルス教会が一番気に入っている。
ここにはモーツァルトのデスマスクが飾られている。
今日で訪れるのは何回目かな。
やっぱり、ここにくると背中がゾクゾクする。
ピータース教会では、オルガンの生演奏が行われていた。
午後は、ホーフブルク(王宮)見学。
昨日のシェーンブルン宮殿同様に、スケールの大きさと豪華さに驚く。
随分歩いて、くたくたになったので、途中のベンチで休憩しながら移動する。
楽友教会へ行く途中、少し道に迷って、到着したのはカールス教会。
ところが、ラッキーなことに、今晩ここでモーツァルトのレクイエムが演奏されるという。
即チケットを購入して、地下鉄U2でカールスプラッツから4駅、宿へ。
楽友教会の中を見学したかったのだけど、またあらためて外観を楽しむことにしよう。
いつも、駅でピザのいいにおいをかいでいたので、今日はテイクアウトして、部屋で食べることに。
開演までの時間を利用して、楽友協会の建物内を少しだけ覗いてみることとする。
お洒落したたくさんの人達で賑わっていた。
楽友協会では、シモンユースの演奏が行われる。
公園を挟んだ向かい側が、カールス教会。
席は、カテゴリー1、2、3(日本で言うS席、A席、B席)が用意されており、各カテゴリーの中で自由席となるので早めに来た。
中から、ゲネプロの音が聞こえて来た。
開場の15分前になると長い列が出来ていた。
中に入り、席を確保すると、あとから隣に老夫婦が座られ、
「英語は話せますか?」話しかけられる。
「ゆっくり話して下さい。少しだけなら、わかります。」
と答え、会話を楽しむ。
優しい話しかけに、心が温まる。
マダムが120人の合唱で、レクイエムのアルトパートを歌われたとのこと。
成田で乗り継ぎして来られたとのこと。
ウィーンには4泊するとのこと。
「プログラムはどこで買ったの?」
と聞かれ、1ユーロで入口で売っていることを伝えると、財布から硬貨を出して、後ろをキョロキョロされている。
席から入口まで少し遠いので、
「代わりに行きましょうか?」と申し出ると、喜んで下さっているのが伝わってきて、私も嬉しい。
英語版とドイツ語版のプログラムが用意されており、間違えないように英語版を購入して、マダムに手渡すと、二人でお礼を言って下さった。
席はほぼ満席。
曲が始まると、しばらくして、歌詞がどこだかわからなくなって、マダムの指先を目で追うと、すぐに気付いてくださり、ここよ、と教えて下さった。優しい気配りにきゅんとなる。
教会で残響が多いので、間の取り方が当然違ってくるのも興味深い。
編成は小さめで、奏者同士の音や身体での対話、一人一人の責任の重さがとても伝わってくる。
Basset clのソロが美しかった。
隣のfgトップの方が、膝をトントントントンと叩いて、その出来栄えを讃えていたのが見えた。
プロにもアマチュアにも、そしてどこの国にでも、共通する心だなぁ。
歌の方の歌唱力もまた素晴らしく、そしてどこまでもよく響いていた。
昨日、今日と共通して感じたことは、音形のキャラクターのこと。
言葉でうまく言えないけれど、これまで自分が学んできたことが、明確に再確認できる勉強の場となった。
演奏が終わると、人の流れが途切れないうちに急いで帰ることに。


























































