俺は、誰か他人のことを羨ましく思うことなんて全然ないし、他人が持っているものを欲しいと思ったこともない。
自分と同年代の連中が、スーパーカーやガンダムや松田聖子に熱狂していても、全然興味がなかったなあ。
プロレスは流行ったけど、タイガーマスクの派手なパフォーマンスが好きなのではなく、会社に「やれ」といわれて、しょうがなくリング上で謀反を起こし、悲しげな目をしているキラー・カンの表情が好きだったりした。
子供の頃からアイドルはたくさんいた。
例えば、「ブルース・リー」とか「アントニオ猪木」とか「長州力」とか「松田優作」とか「シド・ビシャス」かな。
俺にとってのアイドルは、間違く「男」だし、アイドルというよりヒーローだったのかな?
だけど、ヒーローはいても、
「この人になりたい」
って思うような人はいなかった。
そんな俺が唯一、それも最近になって
「誰かになれるなら、この人になりたい」
って思うのが、デビッド・ボウイ。
10代の頃に、70年代のグラムロックやパンクに傾倒してたので、「ジギー・スターダスト」や「ダイアモンド・ドッグス」はよく聞いていた。
(そもそも、日本中がピンクレディーに熱中していた頃、イギリスはコレかよ! って子供ながらにショックを受けたのが最初だったかな)
んで、YouTubeでビデオクリップを探してて、見つけたのが、これ。
かっこよすぎる。
70年代のエキセントリックさ全開の時代の曲を、こんなにかっこよくされちゃったら、たまんないね。
今、63歳だよ。
このビデオのときでさえ、50代半ば。
ロックスターとして最高にかっこいいキャリアを持っているのに、歳とってコレ・・・・・・
そういえば、15年以上前に、当時俺が働いていた街にライブで来た。(見にいけなかった )
そのときに、会場近くを一人でブラブラしたらしい。
地元の市場をさまよっていた写真を見たことがある。
会いたかったな。