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本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと

電車や飛行機やバイクも好きだけど、歩くのが一番楽しい。

zoo駅から一つ西へ行ったSavignyplatz駅は

高架下が公園に面した本屋街のようになっている。

一番駅に近いお店は鎌倉の木犀堂と西荻の音羽館を

足しておしゃれにしたような感じでとても素敵だった。

本を買いたいけれど、ドイツ語は読めないんだよな・・・


http://autorenbuchhandlung-berlin.de/



本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと

本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと



Rosa-Luxenburg Pl.駅からテレビ塔へ向かって

少し歩いたところにある「PRO QM」は、

壁一面の白い書架に建築系書籍が並ぶ。

「月刊アイデア」もバックナンバーまで揃っている。

目的がなくても何かちょっと買いたくなる本屋。

お店のお兄さんがまめまめしく客の相談に乗っていた。


http://www.pro-qm.de/

今は日本特集をやっているようだ。



本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと


東京もベルリンも、

若い書店主が増えて、

小さいながらテーマに沿った品揃えをする本屋が

増えてきたような気がする。

紙の本はなくならない!


http://books.hankyu-com.co.jp/_ISBNfolder/ISBN_10100/10113_kami/kami.html


防衛費の削減、

武器輸出三原則、

武器を作ることへの風当たりの強さ、
こういった中で国産の防衛品が瀕死の状態になっている。


武器製造は国家機密事項も多く、
人から人へ直に技術を継承する必要があり、
ライン生産にもなじまないため、
下手をすると利益を圧迫しかねない。
日本の防衛産業市場はコンビニ市場の1/4にしかならない。


「制服の自衛官が工場を見に来てくれるだけで現場の士気が
あがるけれど、なかなかベンダー企業までは来てくれない」


「完成した戦車を従業員に見せてやりたいけれど、
なかなかチャンスがない」


それでも三菱重工から中小の工場まで、


「日本の安全保障を担うのは我々だ」


「技術は一度途絶えると二度と取り戻せない」


という技術者魂で、なんとか細々生産を続け、
技術が継承されているのが今の日本の防衛産業の姿だ。

国防上、これでいいのか?


http://www.namiki-shobo.co.jp/



本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと



9歳のエナヤットは

アフガニスタンの少数民族のハザラ人。


村ではタリバーンや多数派のパシュトン人に迫害されていて、
「(朝、出掛けた後、)お前が帰るのが先か、
お前が死んだという知らせが先か分かりやしない」毎日。


エナヤットのお母さんは、パキスタンにエナヤットを連れ出して、
そこに置き去りにした。いつ殺されるかわからない故郷より、
異国で一人で生き延びてくれることを信じて。


死人も出るほどの厳しい環境の下、

パキスタンからイランへ、

イランから極寒の山越えでトルコへ、

トルコから小さなゴムボートでギリシャへ、
そしてイタリアへ。


遠い昔の冒険譚のようなつもりで読んでいると、
911や2004アテネオリンピックの話題が出てきて、
いま起きていることなんだ、と衝撃を受ける。

「国家」や「主義」より、[個人」の「生活」の方が
大事なはずなのに・・・

本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと


本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと
オーナーさんのセンスが よっぽどいいのだろうなあと思わせる、 とても居心地のいいお店。 ドーナツが並んでいるガラスケースも 昔の和菓子屋さんのケースみたいでほっこりする。 ドーナツはふわっ、もちっとした生地で、 全く油っぽくない。 油断して2つ食べたらお腹一杯になってしまった。 スケルトンの波動スピーカーのルックスがよくて、 物欲を刺激された。
http://www.coco-donut.com/

「建築デザインの原点」 小林盛太  


人類が最初に認識した図形は、「円」か「三角」か。

自然界には滅多に存在しない「四角」を、人類はなぜ見出したか。

なぜ黄金比率を美しいと感じるのか。

「囲む」ということの意味は。

「内部空間」と「外部空間」の関係は。


生理学・心理学などから「建築」を紐解いた、

まったくの建築素人にも大変分かりやすい、

普遍性のある建築デザイン論。


「私たちは背を壁を向けて身を守る。

元来、人間は背中に弱点をもっているが、

達磨大師は壁に向かって人間の弱点(背)を、

九年間もの長い間、外にさらしたとのことであるが、

これは精神的にはまさに立派な苦業であったことと

推察できる。」


「猟師が鹿を撃つ場合に、鹿はどんなとき、どんな所に憩い、

どういう所をいつごろ走るのかという性質を知らなければならない。

これと同じように建築家は、まず人間行動の基本知識に

深い関心を払う必要がある。」


なぜ「鹿」なのか、とは思うけれど(笑)、

こういう、根本的な理由や仕組みが分かる本は好きだ。

「生物から見た世界」 のダニ同様、

人間には人間の環世界があるのだということを再認識。


本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと
東京駅でモーニングを食べようとさ迷っていたら、
知らないうちに京葉線方面に駅ナカ商店街が出来ていた。
すごいね東京駅。


一番手前に北欧風のカフェがあったので入ってみた。
有機オートミールにも惹かれたが、
ゆで卵を食べたかったので(モーニングに卵料理は必須!)
スタンダードなセットに。
デンマークのクネッケにみかんジャムを塗って、
デンマークのチーズを載せて食べる。
ヨーロッパのスタンダードホテルの朝食の味だ。好み。
有機ルイボスティーが選べるものよい。


様々な人がたくさん行き交う界隈なので、
これからずっと居心地のよい空間を
維持していくのは大変そう。
がんばれ~。
Madam Bla(o)


本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと


本と散歩とお菓子とたまに音楽のこと

「盗まれた世界の名画」美術館


レンブラント、テッツィアーノ、レオナルド、フェルメール、
ミレー、ゴッホ、ピカソ、ルノアール・・・
今までに世界中で盗まれた名画を一堂に集めたら、
ルーヴルやエルミタージュにも匹敵する美術館ができるらしい。

なぜ「モノとしては単なる古びたカンバスと絵の具のかたまり」である絵画が
高額で取引されるようになったのか。

貴族や貴族になりたい成金が

財力を誇示するために、「珍しいもの」を収集しはじめた。
最初は博物学的な希少性の高いものがターゲットだったが、

希少性という点で、この世に一点しかない美術品がターゲットにされるようになり、
サザビーズやクリスティーズがその流れを一般大衆にまで広める役割を果たし、
「金目のもの」としての美術品が窃盗団に狙われるようになった。

金目当てではなく、作品への愛ゆえに罪を犯した人たち、
美術品窃盗を解決する人たち、戦争による略奪など、
具体的な話や作品の写真が盛りだくさん。

美術品喪失のショックが端的に理解できる
表紙と裏表紙の写真も素晴らしい。



この本には稀少本の話はあまり出ていないけれど、
本の世界も同様。


「THE MAN WHO LOVED BOOKS TOO MUCH」


本好きとしてはこちらの方が身につまされる。


金目当ての略奪や虚飾による買い漁り、

単なる正義感による断罪は面白みがない。

略奪する側も、その犯罪を追及する側も、

それを愛するがゆえであれば根は一緒。

だからこそ人間味があって面白い。