セーフティセミナー2008 in 神埼
10月18、19日と京都府舞鶴市神埼で行われたセーフティセミナーに参加してきました![]()
セーフティーセミナーとは、「アクティブ操作」と「異常飛行状態からの脱出」をテーマに、
PGの挙動、失速や潰れを実技を行いながら正しく理解すことを目的としています。
セミナー講師はJPA扇澤さん、岡田さん、只野正一郎さんと超豪華講師陣。
今回のセミナーには事前に誰が参加するかわかりませんでした。
しかし、会場に到着しメンバーを見ると半数以上が面識のある人達。
やっぱりこの業界って狭いですねw
朝8時半より講義が始まります。
内容はPGの理論、危険な操作等々ビデオを交えながら解説していきます。
PGについてさらに理解を深めることができました。
が、このトレーニングはリスクを伴うトレーニングだとも言われ気合を入れなおします!
講義を終え、昼からいよいよ海上トレーニングです。
参加者には全員ライフジャケット、浮き袋、防水袋が渡されます。
着水する可能性が高いことを改めて実感します…。
落ちれば海水…できるだけ避けたいものです…。
いよいよTOに移動。
このエリアは高度差470mありすぐ目の前は海岸です。
景色もすばらしく上がれば天橋立が見えるそうです。
普段は景色を眺めながらのんびりフライトですが今日はそうはいきません…
TOの風は正面1m/sくらいで絶好のマヌーバコンディション。
まずは扇澤さんのデモから。
今日の課題を次々こなしていきます。
あれをやるのかと思うとドキドキワクワクしてきました。
ちなみに初日のメニューは…
1、ドルフィン(いわゆるピッチング)
2、テンポ(大きなシュートを止める技術)
3、Fコラップス
4、Bストール
5、フルストール
です。
1本目。
演技は一人一人行っていきます。
TO後、海上まに浮いているブイ、BOXと言われる演技空域まで飛行し演技します。
BOXまではコンタクトポイント、ハーネスポジション、そしてレスキュートグルの位置を確認しながら向います。
まずはドルフィン飛行、以前から練習はしてましたがここではどこまでできるのか限界に挑戦してみす。
扇澤さんの声で演技スタート!
どんどんピッチングは大きくなっていきます。
前方にシュートしたときは自分は真下の海を見ている感じです。
そろそろやばいかもと思った瞬間ダイブ中にフロントからバッサッーと全潰れ!!
ですがすぐに回復しシュートの限界点を確認。
限界点は意外と早いという印象でした。
続いてFコラップス。
ドルフィン飛行時にやってしまいましたが一応やってみます。
Bストール、この辺もスクールで経験済みなので特に問題なし。
高度は残り少なくなってしまいましたが、もう一度ドルフィンしテンポ操作です。
あまり高度がなく大きくはできませんでしたが操作感は十分確認できました。
無事LDし優しい1本目終了。
すぐに2本目に向けて出発します。
ただLDからTOまでに時間が40分ぐらいかかります。
演技も一人一人のため今日は次がラストフライトです。
次はいよいよフルストールに挑戦!!
TOに到着し他の人のフライトをみるとBOXに着くまでにかなり高度をロスしています。
向かい風が増しているためかなり沖にでないと危ないのです。
TOしアクセルを踏みながらBOXに向かいます。
OKの合図とともに演技開始です!
ツイストを防ぐため足をたたみブレークをどんどん引いていきます。
ピッチアップし空が見え、だんだん風きり音が無くなっていき、テンションが抜け背中から落下!!
グライダーはバッサバッサと音をだし暴れ、体は前後左右に思った以上に揺れます!!
ブレークを戻すタイミングを誤ると大変危険なので様子をみながら必死です!!
一気に戻されないよう耐えながらゆっくりブレークを上げていきます。
少しシュートしながら無事滑空状態に。
ホッとすると機体は左に旋回していくではありませんか!!
ヤベっ!クラバットしてる!!
ここで慌ててはいけません。
すぐに体重移動と微量のブレーク操作で直線飛行を保ちクラバットを直し通常滑空へ。
終ると高度は少なく明日もあるのでLDし2本目終了。
講義室へ戻り今日のフライトのビデオ解説。
フルストールで暴れるのはブレークを引きすぎとアドバイスをいただきました。
講義は21:30まで続き明日に向けてイメトレをします。
明日はもう少し難しい演技です。
2日目。
朝8時から講義開始。
ホント合宿って感じでなんだか楽しいw
今回は午前中には移動し本数をこなす予定です。
しかしTOに着くと風はフォロー…
しばらくTOで講義しながら風待ちです。
昼前には風は無風のタイミングもでてきたので走れる人からフライト開始。
本日僕のメニュー
1、フルストールからバック位置の確認
2、オートローテーション
(片翼をすべて潰し体重移動でわざと旋回へ入れる→そのままの状態で外翼と体重移動で直線飛行→さらに潰したまま逆側への旋回)
3、スピン→バック→リカバリー
4、ウイングオーバー
です。
演技する項目はTO前に毎回自分で申告します。
限られた本数、高度のなかすべてこなす為組み合わせに悩み上記メニューです。
3本目。
バックとAローテーションを申告し久しぶりのフロントTOでBOXに向かいます。
演技開始。
フルストールのブレークは前日より高い位置でキープします。
が、まだ結構暴れる感じ。
少しずつ調整しながらバックの位置を探します。
するとある位置でグライダーは嘘のように安定し、バックしはじめます!!
沈下はどのくらいかはわかりませんが、恐怖感は全然ありません。
その位置を覚えこみ通常滑空に戻します。
やはりストールだけあって高度ロスは激しくすぐさま次の演技です。
Aローテーション
片翼を全部潰し旋回に入れます。
一瞬、朝霧の悪夢がよぎりますが…
ここから先の操作は前日のクラバットで同じ事をやったので問題なくこなせました。
4本目。
スピンバックリカバリーとウイングオーバーを申告。
ウイングオーバーは今回の講義では説明はありませんでしたが事前に扇澤さんから方法は聞いていたので練習の成果をみてもらいます。
相変わらずTOの風は難しくスタチン者もでました。
自分もTO一回取りやめし次の人が出ていきます。
次に出ようと構えていると、なんと無線から「リザーブ!リザーブ!」との声。
えっ~![]()
![]()
その人はスピンをやって4回転ぐらいツイストしたらしい。
走る為に奥に構えていたので無線のみ、どうなったか見えませんでした。
結局レスキューを投げ着水した模様。
何で自分の前で落ちるんだよ…しかも今からやろうとしてる演技で…
なんか嫌な感じだなぁ…
実技は回収等で暫く昼休み。
パイロットも無事で回収も終わり再スタート。
もちろん僕からTOします。
再開してまた昼休みにならないようイメトレは完璧に挑みます!
ツイストに注意しまずはスピン!!
グライダーがくるっと反転します。
すぐさまバックへ!
すると自分でも完璧って思うぐらい綺麗にバックに入ります。
あまりの安定感にまるで滑空しているかの様でした。
暫くバックを味わい通常滑空へ。
高度もそこそこウイングオーバーへ。
最初の演技は力んでしまい上手くいかず、扇澤さんから無線から指示があります。
もう一度エントリーからやり直し、なんとか「ウイングオーバーなら最低そのくらいはやりたいね」と言われるところまでできました。
あとは残った高度で体重移動のみのローリングをしながらLD。
無事目標とした全メニューをこなすことができました。
そしてこの後ビデオ解説し19時ごろ終了となりました。
二日間で4本という本数でしたが凄い良い経験ができ自信もつきました!!
どんな状況でも冷静に対処できる、そんな精神力を身につけたいですね!!
恐怖心よりも楽しむ心が勝った2日間だった気がします!!
満足満足!
来年も絶対参加!!普段から練習できる範囲はやりたいですね!特にウイングオーバー!!
これからのフライトが楽しみ![]()