私たちは幼い頃から
人によって傷つきます。
完璧な親はいませんし
兄弟、親戚、友達も
自分のことでいっぱいいっぱいですから
「私」のために生きてはいません。
その満たされなかった想いは
大人になっても心の奥にあり
恋人に依存したり、親に怒鳴ってしまったり
気がつかないうちに、飢餓を埋めようとしてしまいます。
どんなに楽しんでも、どんなに幸せでも
心のどこかでは、寂しさを抱えている
たくさんの矛盾やいろいろな面を持っているのが人間だと思います。
本来の私たちは「全員孤独」です。
その孤独は、ワンネスだからこそ孤独なのかもしれませんが
今日はその話ではないので、ちょっと置いておきます。
産まれるのも、死ぬのも一人で経験します。
その孤独な人同士が、相手の孤独も理解し
そのままでいいと受け入れられた時
私たちは、人に癒され、癒すことができるのだと思います。
完璧になる必要はありません。
そんな自分でも、そんな相手でも
愛されていいし、愛していいのだと思います。