雪組の新コンビお披露目公演が千秋楽まで見事完走!おめでとうございます。
今日の配信視聴のざっくりとした感想。
SNSで感想は何気に目に入っていましたが、やはりかなり視聴持ちキツかったです。
誰目線で見たらいいのか、主人公不在と言っていいくらい、人物にドラマが無く(強いて言えば野々花ひまりのディートリンネだけは濃い。根性悪すぎて)それでもまだ、咲ちゃんは当然出番多いし、あーさもいい表情カメラに抜かれてたけど、他キャストの良いとこもっと引き出してよ。
肝心な出来事が全て会話で説明され、いつの間にか物語が終わっていました。
ショーはお目当ての夢白あやちゃんが大活躍で目が潤うこと!
来世は夢白あやのビジュアルにしてくださいな。
大人っぽいイメージだったのにラブリーな衣装もバッチリ似合って、まさに彼女が最高のジュエリー。
ただスキルの話になると、止めポーズで決めきれない部分がチラホラ。
見かけに寄らず体幹弱いのかな。
他組のトップ娘役はそんな事ないので、音高でピラティスの授業があることに妙に納得。
芝居で美味しくない和希そらもクレオパトラで目立てて嬉しかったな。
宝塚らしく夢々しく落ち着けるショーだけど、やや無難で、これが半年後も印象に残るかと言ったら微妙。
全体的にビジュアル推しな印象で、ここにプラス咲ちゃんがガシガシ踊ったり和希そらが歌いまくれば最高なのにって思ってしまった。
雪組はこの次、生田ドイルにクリスマス野口ショーで、来年はさきあやにピッタリのベルばらで、組ファンは楽しみかもしれないけど、個人的にはもっと弾けてほしい。
雪組こそ、小柳奈穂子+サイトーショーどうかなぁ。組子たちが元気いっぱい自由にパフォーマンスする姿が見たくなりました。
小柳奈穂子といえば、宙組のFF16、その前のエクスカリバーと世界観被る気はするけれど、Thunderbolt Fantasyみたいなノリなのか。
ああいう深夜ドラマみたいなテイストはワチャワチャして好き嫌い分かれるけど、原作の面白いところを取捨選択する能力やジェンヌさんの魅力を生かす配役は宝塚の演出家としては正しいと思うよ。