ベラルーシ戦争歴史博物館 | BLUE TRAVEL

BLUE TRAVEL

NO TRAVEL, NO LIFE!
行きたいとき、行けるときに行かねば。

ベラルーシ4日目

 

朝から曇り時々雨。

 

 

こう暗いと、共産圏の暗い部分のイメージが増長しちゃうのですが。

 

 

一つくらい博物館を見に行こうと思っていて、選んだのが

ベラルーシ戦争歴史博物館

 

スヴィスロチ川沿いは大きな公園で、散歩するには気持ちいい。

道路も広いけど公園もいたるところにありひとつひとつが広大です。

 

 

 

大きな道路を渡ると戦争記念碑、その向こうが博物館。

 

 

見学後は気持ちがずっしり重たくなりました。

 

 

なんでこんなどんよりした日によりによって戦争関連の博物館を選んだのか。

美術館にすればよかった。

 

 

でも目をそらしてはいけないことなので、学びのために。

大戦で街は破壊され、犠牲者も多かったベラルーシ。

今の『何もかも巨大で綺麗な造られた街並み』に繋がったのはこの歴史を経ての事。

そんな歴史はいらないよ、と常々思いますし、戦いが残すものって“悲しみ”が一番大きいと思うのです。

 

 

戦車や武器、戦闘シーンの展示

 

 

当時のポスター

 

当時ミンスク郊外にはアウシュビッツなどに次ぐ第3のナチスの収容所があり、20万人が虐殺されたと言われています。

公開処刑の残酷な写真なども展示されていました。

 

 

ナチスによって打ち抜かれたプーシキンの肖像画

 

The Soviet Union Heroes

 

ヒーローとして展示されている写真、勲章、、、

名誉なのかもしれないけれど、命あることが一番大切だと思うのです。

 

 

膨大な展示物の中で、自然と見つけてしまった日本関連の展示。

 

 

 

 

1945年9月9日:日中戦争終結

 

対独戦でミンスクの街は徹底的に破壊されました。

戦死者は100万人以上にも及び、少なくとも国民の25%が死亡したという。
 

 

世界中の戦死者に黙祷を捧げてきました。

 

 

気分が若干どんよりしたところでホテル近くに戻り、いつも入るのをうかがっていた教会が開いていたので入ってみました。

 

聖母マリア教会

 

内部がピンク系で統一されていて、心が落ち着く~。

こちらは正教会ではなく、カトリック教会です。

 

 

イエスもピンク。

 

 

最後の晩餐の絵もありました。

 

 

ランチはここで。

 

GRAND CAFE

 

高級感漂う入口。

高そうなので入るの躊躇してたんですが、後悔したくないので入店!!!

 

入ると絶世の美女とダンディな受付係がお迎え。

「よ、予約してないんですけど」とちょっと身構える程の雰囲気。

問題ないということで、クロークに(よれよれの)コートを預け、着席。

 

 

ここもオシャレですよポーン

ホテルのバーレストランみたいな。

高級感ありありでお値段はどうかな~とちょっとドキドキでしたが、すこーし割高くらいな感じでした。

 

お気に入りのunfilteredはBYN7だったので、べらぼうに高いというわけでもない。

 

 

ここでは定番のボルシュとドラニキをオーダーしました。

 

 

 

ここのドラニキは、先日食べたのより美味しいと思いました。

味と言うより食感が。

外がカリっとしてて焼き加減最高!って感じ。

サーモンも肉厚で美味しかった音譜

 

雰囲気良くて美味しくてご機嫌になり、今朝の沈んだ気持ちはどこかへ吹っ飛んで行きました。

食べると元気が出るものです。

 

最後店を出るとき入ってきたお客さんがこれまた絶世の美女で・・・

もう頭が真っ白になるくらい可愛い人でした。

もはや自分の平坦な顔を鏡で見るのが辛くなるくらいショボーン

写真をお願いしたかったけど、変なアジアばばあと思われるのも何なのでそっと見つめるだけにしておきました。

美女が多いというのは本当だった!と実感したのでありました。