どうも「ブルスピ!」です(^_-)-☆

 

コレクションを整理していたら、

懐かしいBluetoothスピーカーが出てきました。

 

Bluetoothが普及してここ10年。

3大Bluetoothスピーカーメーカーである

「JBL」「BOSE」「SONY」は新コンセプトを打ち出しながらも

ロングランシリーズの新製品も定期的に発売しています。

JBLのFLIPは「6」まで続いているくらい人気のあるシリーズとなっています。

 

今回はFLIPシリーズではなく、CHARGEシリーズの原点である

JBLの「CHARGE(初代)」をご紹介させて頂きます。

発売は2013年2月下旬なので、10年以上前の製品となります。

 

「CHARGE」シリーズは、文字のごとく他製品への充電が
可能な製品となっています。FLIPシリーズと比べると
バッテリー容量や出力が大きくなっている点が違いです。
 
ただ本製品は大きさ的にFLIPシリーズと大きさはほとんど同じで、
少し厚みがある位しか違いが見られません。
調べてみましたが、初代FLIPも初代CHARGEも出力は10Wで
違うのはバッテリー容量くらいでした。
(FLIPは1050mAhで、CHARGEは6000mAh)
容量が大きい分、長く再生できるというのはメリットですが
今とは少し位置付けが異なっていたのかもしれませんね。
 
JBLにはいろんなシリーズがあって、各シリーズは
個人的に下記のような位置付けだと思っています。
 
「GO」シリーズ=携帯性・防水に優れる携帯用
「CLIP」シリーズ=GOシリーズ+アウトドアでロープに吊るせる
「FLIP」シリーズ=円筒型で幅広い使い方ができるオールラウンダー
「CHARGE」シリーズ=長時間再生+充電出力可能
「XTREME」シリーズ=大出力ポーターブルスピーカー
「BOOMBOX」シリーズ=小型パーティースピーカー
「PARTYBOX」シリーズ=パーティ&イベント用スピーカー
※基本的に上位機種になるほど下位の機能は備わっています
 
全てバッテリー駆動なのですが、簡単に持ち運べるのは
この「CHARGE」シリーズまで何ですよね。
 
今でこそ布地のファブリック素材が主流になっていますが、
当時はBluetoothスピーカーはプラスチック素材に金属製のグリルが
主流だったのでしょうね。少し歴史を感じるデザインです。
ボタンは上部に電源ボタンと音量ボタンというシンプルな組み合わせです。
 
裏面はプラスチック素材で覆われており裏面にもJBLのロゴが
刻印されています。下の方に充電用のMicroUSB TYPE-B端子と
入力用の3.4mmミニプラグ端子が備わっております。
今のスピーカーとは異なり、防水性は備わっていません。
 

側面に目を向けると、こちらにもグリルが取り付けられています。

現代であればラバー製のパッシブラジエーターが付いていますが、

こちらはバスレフポートになっているようです。

 

反対側にはラバー製のカバーが取り付けられており、

開くと本製品の特徴である充電用のUSB端子が付いています。

 

価格帯に関してですが、中古で2500円~4000円位で取引されています。

かなり古いスピーカーですし、バッテリー状態は少なくとも

劣化しているものが多いのではないかと推測されます。

(ジャンクで出品されているモノもたまに見かけますね)

 

ここからは音について評価していきたいと思います。

音に関しては、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては、

「Bluetoothスピーカー発売初期から

粗削りではあるもののほぼJBLサウンド」です

 

軽快でパワフルな低音とボーカルも聞き取りやすい中高音。

正直なところ、Hi-fiとは程遠いですが、ロックの曲だと

ギターやドラムの音が心地よく聞こえてきますし、

ボーカルレンジは協調されているように感じました。

ただ音質はまだ粗削りで明瞭さに欠ける部分もありましたが

なんせ2013年のBluetoothスピーカーですからね…

 

それでは10段階で評価した結果をお示しいたします。

 

デザイン ★★★★★★★★         8

機能性    ★★★★★★             6

携帯性  ★★★★★★★                  7

音質       ★★★★★★★                7

低音       ★★★★★★★                7

中高音    ★★★★★★★★                 8

 

総合評価 7.16/10

 

いや…決して悪くはないんです。及第点に達してはいるのですが、

音質は粗削りなので、高評価は付けられませんでしたね。

 

このスピーカーは幅広いジャンルに対応できますが、

一番良かったのはジャズでしたね。バスレフ型なのでウッドベースの

良い低音が出ていましたし、ロックだと少し低音は弱い感じでした。

ただ、なんといえば良いのか一昔前のBluetoothスピーカー感が

払拭できない印象です。アウトドア使用も防水ではないので難しいですし、

現代では位置付けに迷う製品でした…

 

JBLサウンドの変遷を知る上で、昔のJBLのBluetoothスピーカーの音を

聴いてみたい方には良いかもしれません。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

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是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!