鼠蹊部子宮内膜症のことについての記事、だいぶご無沙汰してしまいました。
鼠蹊部に子宮内膜症が発症してからかれこれ13年くらい経過しました。
このブログで鼠蹊部子宮内膜症のことを書いている理由は以前も書きましたが、希少な症例のためなかなか情報が無いので、私自身がいろいろとググって探したように、同様に情報を探している方にとって少しでもお役に立てればという思いから書いています。
治療薬の第一選択になるディナゲストについても、副作用の不正出血についてはいろいろと見つけることができますが、飲み続けてその後どうなったのかまでは知ることができないので、ディナゲストについても書いていくつもりでいます。
(だったのですが、前回の記事を書いてからもう2年近くもたってしまいました…)
前置きが長くなりましたが、
前回、約2年前の記事以降のことについて書いていく前に、まずはこれまでの流れをざっとおさらい。
ディナゲストを初めて服用したのは2016年12月から2017年4月までの5ヶ月間。
なぜ5ヶ月間だったのかというと、夫の転勤で引っ越したので病院に通えなくなったからです。(かなしいねー、転勤族)
副作用などがどうだったのか全く覚えていないのですが、このブログを読み返してみて、そーだったのかー!と。。。
ブログに書いておいてよかったです。
5ヶ月間ずーっと不正出血があり、痛みなどの軽減も感じることができなかったみたいです。
引っ越した先でなかなか病院に行く踏ん切りがつかず、
2年以上ひどい痛みに耐えながら生活していましたが、
限界を感じて病院に行き、2019年9月からディナゲストを再開。
やはり転勤で引っ越すことになり、病院に通えなくなるのですが、
それまでの間ちょうど3年間服用を続けることができました。
この2回目のディナゲストの治療も、飲み始めからどんな感じだったのかよく覚えていなかったのですが、このブログを読み返してホー、なるほど。
6ヶ月目で不正出血が止まったようです。
そこから1年半、不正出血なし。
私の記憶では、不正出血の無い期間が長かった印象があったので、不正出血無しで過ごせていたのが1年半だけだったなんて意外な感じでした。
(1回目、2回目の時の副作用や痛みなどの経過の詳細は過去記事をご覧ください)
3年間(後半はまた不正出血がありましたが)ディナゲストの服用を続け、鼠蹊部のしこりもだいぶ小さくなり、痛みもかなり軽減し、このまま閉経まで持っていけたらいいな…と思っていたのに、ここで転勤。
引っ越すから病院に通えなくなることを医師に伝えたところ、
「年齢的に閉経も近づいているだろうから、もし次に通う病院がすぐに見つからなければ、これを機に薬をやめてもいいんじゃない?」
というようなことを言われてしましたした。
ちょうど血液検査をしたばかりで、まだ女性ホルモン値(エストラジオール)がガッツリ高い数値でしたので、私はまだ閉経は先だろうと思っていましたので、生理が再開してしまいますよね?
と質問したところ、
「再開してもあと数年でしょ?我慢すれば?」
と、とんでもない発言!!
(ちなみにこの時私は51歳になる年齢)
いやいや、我慢できるようなら治療受けてませんから!!!
ずっといい先生だと思って通っていましたが、最後にがっかりするようなことを言われてしまいました。
そして、引越しをし、ディナゲストがなくなり1ヶ月。
がっつり生理が再開しました。
もしかしたら更年期に入っていて、少し量が減ったりするのかな?と病院に行かずに様子を見ましたが、私の卵巣はまだまだ元気なようです。
しっかり周期通りに毎月やってきます。
以前よりも量も多く、生理痛もひどい。
そして恐れていたこと、
鼠蹊部のしこりはどんどん大きく腫れていきました。
3年間ディナゲストを飲んでかなり小さくなっていたのに。。。
やはり閉経までディナゲストを続けるべきだと実感しました。
ということで、通うならここ!と決めていた病院に行くことを決意した矢先に
またしても転勤の内示!
たった半年で転勤!?
婦人科に行くのは引っ越しが終わるまでお預けになりました。
そして今住んでいる地域で婦人科を探しましたが、
なかなか良さそうな病院が無くて…。
でもディナゲストを飲まなくては…と思うので、
かなりイマイチな病院だけど通い始めました。
今年2023年5月から服用を開始しましたが、それから3ヶ月ずっと不正出血が続いています。
不正出血の間にしっかり周期通り生理もあります。
生理痛もひどいし、鼠蹊部のシコリも生理周期に合わせて腫れがひどくなり痛いです。
今通っている病院がイマイチだと思っている理由はまた別記事で書こうと思います。
病院を変えたいなぁ〜とも思っているけれど、良さそうな病院が無くて。。。
あ〜、どのくらいで効果がでてくるかしら?
効果さえしっかり出てくれば、イマイチな医師でも我慢して通うんだけどね。