一昨日、帯状疱疹の予防接種2回目を受けた。
覚悟はしていたけど、昨日は朝から体中が痛い。節々はもちろん、腹筋も。いっそ熱でも出てくれたほうがスッキリするのに悪寒だけで体が冷えている感覚。
腰も痛くて軽い運動すらフラフラして出来ない。
そんな一日…
365ページのこの本を読み切った。
中国人現代アートの巨匠・蔡國強と、いわき市の事業家・志賀忠重の、出会いとその後の絆を描いている。
素晴らしいおっさん達。チームいわきのかっこよさ!
そもそも心に壁を持たない、純粋にやりたいことを追求する人達なのだ。
特に志賀さんの、経済と情熱のバランスがすごい。それは北極徒歩単独横断を決行する大場満郎のベースとなることでも発揮される。
日本に来たばかりの無名の蔡國強に協力した場合もそうだったが、滋賀さんの人をまるごと引き受ける。その懐の深さに感動する。
このふたりはそれぞれ時代の大波に襲われた。文化大革命、そして東日本大震災。
この本の中には、現代アートとは……の答えもあるような気がする。
本は2018年刊行だからコロナ禍での活動は記載されていない。
いま、どうしているのか知りたい。
いわき回廊美術館も、いわき万本桜も見たい。